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公益社団法人 日本金属学会におけるSDGsへの対応強化について
日本金属学会は、かねてから2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標である"持続可能な開発目標(SDGs : Sustainable Development Goals)"を強く意識し、17のゴールと169のターゲットのうち本会と関係の深い活動に積極的に取り組んで参りました。例えば、男女共同参画、若手研究グループ「CO₂ゼロエミッション社会に向けた耐環境構造金属材料研究グループ」、産学協創研究会「カーボンニュートラル研究会」、国際学術交流などの活動がその一環となります。
一方で、昨今のコロナ禍を含む世界情勢の変化を鑑み、本会はポストSDGs(2030年以降に国際社会として掲げる目標)をも視野に入れつつ、SDGs達成に向けた体制強化と実現に向けた活動を具体的かつ強力に推進することといたしました。
会員各位におかれましては、これまで以上にSDGsを常に意識しつつ、以下の対応を軸とした本会の活動にご理解・ご協力いただきますようお願い申し上げます。
- 1.本会のホームページにSDGsに関する表明(本文章)とSDGsのロゴマークを掲示する。
- 2.本会の戦略推進委員会を本会におけるSDGsに対応する委員会と定め、具体的な活動を検討し、推進する。
- 3.SDGsに関連する委員会や研究会等のホームページや行事案内等にSDGsのロゴマークを表示する。分科に関連するSDGsの目標を各分科で選択するとともに具体的な戦略を策定して実施する。合わせて男女共同参画委員会、国際学術交流委員会等のSDGs関連活動の強化を図る。
- 4.講演大会のホームページおよびプログラム中にSDGsのロゴマークを表示する。
- 5.本会のロゴマークとSDGsを象徴する17色をあしらったバッチを製作し、講演大会等の本会行事への参加の機会に身につけることを推奨する。
- 6.講演大会の講演発表のスライドの1枚目やポスター発表のポスターにSDGsのロゴマークを表示することを推奨する。
- 7.本会のミッションプランの一項目として定める。
会員各位におかれましては、日頃よりSDGsを意識し、その達成目標に向けた行動を実行されていることとは存じますが、今一度確認していただき、高いレベルにて推進することへのご協力をお願い申し上げます。
公益社団法人 日本金属学会会長
中野貴由