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表彰(日本金属学会)
2003年3月
第 48 回 日本金属学会賞受賞者
Visitor,Manchester Materials Science Centre;東京工業大学名誉教授 森 勉 君
第61回 日本金属学会功績賞受賞者
[物性部門]
京都大学大学院工学研究科助教授 沼 倉 宏 君
[物性部門]東北大学金属材料研究所教授 高 梨 弘 毅 君
[組織部門]東北大学金属材料研究所助教授 正 橋 直 哉 君
[組織部門]東京工業大学大学院理工学研究科助教授 竹 山 雅 夫 君
[力学特性部門]岩手大学工学部福祉システム工学科教授 千 葉 晶 彦 君
[材料化学部門]北海道大学大学院工学研究科助教授 柏 谷 悦 章 君
[材料プロセシング部門]独立行政法人物質・材料研究機構主任研究員 金 炳 男 君
[工業材料部門]新日本製鐵株式会社鉄鋼研究所主幹研究員 藤 井 秀 樹 君
[工業技術部門]独立行政法人 産業技術総合研究所連携研究体長 境 哲 男 君
第42回 日本金属学会谷川・ハリス賞受賞者
「金属間化合物 Ni3Al の延性化と非平衡相の生成に関する研究」
北見工業大学機能材料工学科教授 青 木 清 君
「金属過冷却液体の有用化の基礎的・工業的研究」東北大学金属材料研究所所長・教授 井 上 明 久 君
「材料プロセッシングにおける高温融体の界面物理化学的研究」九州工業大学工学部教授 向 井 楠 宏 君
「半導体デバイス用の高耐熱電子材料の開発に関する研究」京都大学大学院工学研究科教授 村 上 正 紀 君
第 9 回 日本金属学会増本量賞受賞者
「金属積層膜の高機能発現に関する研究」
大阪大学大学院工学研究科教授 山 本 雅 彦 君
「プラズマ環境を利用した新規高機能材料創製に関する研究」東京大学大学院工学系研究科教授 吉 田 豊 信 君
第44回 日本金属学会技術賞受賞者
「トラック・バス用鍛造アルミニウム合金製ホイールの開発」
住友金属工業株式会社交通産機品カンパニー製鋼所輪軸製造部部長 植 木 直 重 君
「加工熱処理による高強度・高耐久材料の開発」NKK技術開発本部総合材料技術研究所鋼材研究部長 山 本 定 弘 君
第4回 日本金属学会学術功労賞受賞者
東北大学金属材料研究所教授 川添 良幸 君
独立行政法人物質・材料研究機構理事長 岸 輝雄 君
東北大学大学院工学研究科教授 岡田 益男 君
第34回 日本金属学会研究技術功労賞受賞者
東北大学大学院工学研究科文部科学技官 阿部 晨 君
株式会社ヱスビーシーテクノ九州技術主任 後藤 克之 君
新日本製鐵株式会社技術開発本部主任 樋渡 達雄 君
京都大学大学院工学研究科技術専門職員 家原力太郎 君
東北大学金属材料研究所技術部掛長 猪狩 博志 君
株式会社日立製作所中央研究所 ULSI 研究部材料技術員 今川 一重 君
名古屋大学工学部工学研究科技術部文部科学技官 清水 利文 君
広島工業大学工作センター技術職員 新坂 勝利 君
住友金属工業株式会社総合技術研究所エキスパート 樋之口俊一 君
住友軽金属工業株式会社研究開発センター試験職 山本 稔 君
第11回 日本金属学会・日本鉄鋼協会奨学賞受賞者
北海道大学工学部材料工学科 佐藤 章 君
室蘭工業大学工学部材料物性工学科 小林 和也 君
室蘭工業大学工学部機械システム工学科 後藤 貴志 君
岩手大学工学部材料物性工学科 橋本 克則 君
秋田大学工学資源学部材料工学科 谷谷 秀平 君
秋田大学工学資源学部環境物質工学科 松橋 哲也 君
東北大学大学院工学研究科金属工学専攻 松浦 寿幸 君
東北大学大学院工学研究科材料物性学専攻 喜中 誠 君
東北大学大学院工学研究科材料加工プロセス学専攻 大石 雄介 君
茨城大学工学部物質工学科 十川 周平 君
筑波大学物質工学系 伊藤 寿之 君
東京大学工学部マテリアル工学科 苫居 高明 君
東京工業大学工学部金属工学科 村西 良昌 君
横浜国立大学工学部生産工学科 難波 匡玄 君
長岡技術科学大学工学部機械創造工学課程 近藤 正則 君
長岡技術科学大学工学部材料開発工学科 曽谷 優香 君
富山大学工学部物質生命システム工学科 材料工学コース 越 保信 君
豊橋技術科学大学工学部生産システム工学系 小柳 禎彦 君
名古屋大学大学院工学研究科材料機能工学科 服部 政隆 君
名古屋大学大学院工学研究科材料プロセス工学科 久世 和奈 君
名古屋工業大学工学部材料工学科金属材料コース 奥山 勇治 君
京都大学大学院工学研究科材料工学専攻 堀出 朋哉 君
大阪大学大学院工学研究科マテリアル応用工学専攻 横川 友彦 君
大阪大学大学院工学研究科マテリアル科学専攻 石本 卓也 君
大阪大学応用理工学科生産科学専攻 十河 陽介 君
大阪大学大学院基礎工学研究科物理系物性物理科学分野 薄 宏昌 君
島根大学総合理工学部物質科学科 永岡 久典 君
香川大学工学部材料創造工学科 日笠 裕也 君
愛媛大学工学部機能材料工学科 木畑 和也 君
九州大学工学研究科材料工学部門 惠美 直貴 君
九州工業大学工学部物質工学科 田村 友子 君
長崎大学工学部材料工学科 久々宮 壮 君
熊本大学工学部知能生産システム工学科 片山 裕加里 君
大阪府立大学工学部材料工学科 中川 聰子 君
大阪府立大学大学院工学研究科機能物質科学分野 大塩 武士 君
姫路工業大学工学部材料工学科 井上 真輔 君
石巻専修大学理工学部電子材料工学科 佐藤 伸也 君
帝京大学理工学部材料科学工学科 宮坂 岳典 君
千葉工業大学工学部金属工学科 福崎 昌宏 君
東京理科大学基礎工学部材料工学科 永井 篤史 君
芝浦工業大学工学部材料工学科 吉野 路英 君
早稲田大学理工学部物質開発工学科 岩瀬 友幸 君
東海大学工学部金属材料工学科 山田 大景 君
帝京科学大学理工学部環境マテリアル学科 近藤 直樹 君
金沢工業大学工学部物質応用工学科 鈴木 新之助 君
金沢工業大学工学部機械工学科 伴 和憲 君
関西大学工学部材料工学科 大久保 泰史 君
近畿大学理工学部金属工学科 中川 幸範 君
山口東京理科大学基礎工学部物質・環境工学科 小野 雄二 君
第53回 日本金属学会金属組織写真賞受賞者
佳 作 賞
A部門
「アルミナセラミックスにおける小傾角粒界の転位構造」
東京大学 西村 仁志 君
東京大学 中村 篤智 君
東京大学 松永 克志 君
東京大学 山本 剛久 君
東京大学 幾原 雄一 君
A部門「急速凝固Mg97Y2Zn1(at.%)合金の14層からなる新しい長周期六方構造」
科学技術振興事業団 網谷 健児 君
東北大学 大砂 哲 君
東北大学 井上 明久 君
B部門「Si-Geナノワイヤー集合体の特異な形状」
独立行政法人物質・材料研究機構 野田 哲二 君
独立行政法人物質・材料研究機構 胡 全利 君
独立行政法人物質・材料研究機構 荒木 弘 君
独立行政法人物質・材料研究機構 石川 信博 君
独立行政法人物質・材料研究機構 鈴木 裕 君
独立行政法人物質・材料研究機構 楊 文 君
B部門「液相2相分離型合金で形成される卵型コア構造粒子の組織」
東北大学 王 翠萍 君
東北大学 劉 興軍 君
東北大学 大沼 郁雄 君
東北大学 貝沼 亮介 君
東北大学 石田 清仁 君
大同特殊鋼株式会社 大河内敬雄 君
大同特殊鋼株式会社 小川 道治 君
大同特殊鋼株式会社 清水 孝純 君
第51回 日本金属学会論文賞受賞者
2003年10月
[物性部門] |
耐候性鋼に形成されるさびの Fe(O, OH)6 ネットワーク構造 |
(日本金属学会誌 第66巻 3 号)
新日本製鐵株式会社 先端技術研究所主任研究員 工学博士 木 村 正 雄 君
新日本製鐵株式会社 先端技術研究所主任研究員 工学修士 鈴 木 環 輝 君
新日本製鐵株式会社 先端技術研究所主任研究員 工学修士 重 里 元 一 君
新潟大学医学部助教授 工学博士 齋 藤 正 敏 君
東北大学 多元物質科学研究所助教授 工学博士 鈴 木 茂 君
新日本製鐵株式会社 鉄鋼研究所主幹研究員 Ph.Dr 紀 平 寛 君
株式会社日鐵テクノリサーチ 総合材料センター技術主幹 田 辺 康 児 君
東北大学 多元物質科学研究所教授 工学博士 早稲田嘉夫 君
[組織部門] |
改良オースフォームした耐水素割れ感受性に優れる中炭素鋼焼もどしマルテンサイトの AFM 組織解析 |
(日本金属学会誌 第66巻 7 号)
独立行政法人 物質・材料研究機構 主任研究員工学博士 早 川 正 夫 君
独立行政法人 物質・材料研究機構 (現 IHI)特別研究員工学士 寺 崎 聡 君
独立行政法人 物質・材料研究機構 主任研究員工学博士 原徹 君
独立行政法人 物質・材料研究機構 副ステーション長工学博士 松 岡 三 郎 君
Cu-Cr 合金における Cr 粒子の転位上優先析出 |
(日本金属学会誌 第66巻10号)
東京工業大学大学院 総合理工学研究科助教授 工学博士 藤 居 俊 之 君
富士重工業株式会社 スバル技術本部工学修士 小 川 仁 志 君
東京工業大学大学院 総合理工学研究科助教授 工学博士 尾 中 晋 君
東京工業大学大学院 総合理工学研究科教授工学博士 加 藤 雅 治 君
[力学特性部門] | Effect of Chemical Bonding State on High-temperature Plastic Flow Behavior in Fine-grained, Polycrystalline Cation-doped Al2O3 |
(Materials Transactions Vol 43, No. 7)
東京大学大学院 新領域創成科学研究科助手 工学博士 吉 田 英 弘 君
財団法人ファインセラミックセンター 材料技術研究所副主任研究員 工学博士 瀧 川 順 庸 君
東京大学工学部 総合研究機構教授工学博士 幾 原 雄 一 君
東京大学大学院 新領域創成科学研究科教授 工学博士 佐久間健人 君
[材料化学部門] |
Activity Measurement of the Constituents in Molten Sn-Mg-Zn Ternary Lead Free Solder Alloys by Mass Spectrometry |
(Materials Transactions Vol 43, No. 12)
東北大学 (現・JFE スチール株式会社) 工学修士 小 川 直 孝 君
東北大学大学院 工学研究科助手工学博士 三 木 貴 博 君
東北大学大学院 環境科学研究科教授工学博士 長 坂 徹 也 君
東北大学大学院 工学研究科教授工学博士 日 野 光 兀 君
[材料プロセシング部門] |
微細粒二方向性電磁鋼板と立方体方位発達の機構 |
(日本金属学会誌 第66巻 9 号)
住友金属工業株式会社 総合技術研究所主任研究員 工学博士 富 田 俊 郎 君
住友金属工業株式会社 総合技術研究所エキスパート 上野谷繁雄 君
住友金属工業株式会社 総合技術研究所主任研究員 工学博士 佐 野 直 幸 君
[工業材料部門] |
Development of Low Rigidity β-Type Titanium Alloy for Biomedical Applications |
(Materials Transactions Vol 43, No. 12)
豊橋技術科学大学 工学部教授工学博士 新 家 光 雄 君
名城大学 理工学部助教授工学博士 服 部 友 一 君
愛知医科大学 医学部研究員医学博士 森 川 圭 造 君
名古屋工業大学大学院 工学研究科助教授工学博士 春 日 敏 宏 君
大同特殊鋼株式会社 チタン事業部主任部長工学修士 鈴 木 昭 弘 君
愛知学院大学 歯学部教授歯学博士 福 井 壽 男 君
愛知医科大学 運動療育センター参与医学博士 丹 羽 滋 郎 君
[まてりあ論文部門] |
拡散性に著しい差のある金属間の相互拡散―俣野の方法が破綻するとき― |
(まてりあ 第40巻10号)
東北大学大学院 工学研究科教授工学博士 飯 島 嘉 明 君
第26回 日本金属学会技術開発賞受賞者
2003年10月
1. 陽電子消滅法による原子炉材料劣化評価技術の開発 |
(まてりあ 第42巻 1 号)
株式会社東芝 電力・産業システム技術開発センター 主 務 工学博士 鹿 野 文 寿 君
株式会社東芝 電力・産業システム技術開発センター 主 務 理学士 河 合 昭 雄 君
2. 微細粒子による溶接熱影響部の組織微細化技術「HTUFF」を適用した厚鋼板の開発 |
(まてりあ 第42巻 1 号)
新日本製鐵株式会社 鉄鋼研究所主任研究員 工学修士 児 島 明 彦 君
新日本製鐵株式会社 君津技術研究部主幹研究員 工学博士 植 森 龍 治 君
新日本製鐵株式会社 大分技術研究部主任研究員 工学修士 皆 川 昌 紀 君
新日本製鐵株式会社 名古屋技術研究部主任研究員 工学修士 星 野 学 君
新日本製鐵株式会社 鉄鋼研究所主任研究員工学修士.Ph.Dr 市 川 和 利 君
3. ナノサイズの析出物で強化した熱延高張力鋼板-780 MPa 級 NANO-ハイテンの開発 |
(まてりあ 第42巻 1 号)
JFE スチール株式会社 スチール研究所主任研究員 工学博士 冨 田 邦 和 君
JFE スチール株式会社 スチール研究所主任研究員 工学博士 船 川 義 正 君
JFE スチール株式会社 スチール研究所主任研究員 工学修士 塩 崎 毅 君
JFE スチール株式会社 東日本製鐵所主任部員工学修士 前 田 英 司 君
JFE スチール株式会社 東日本製鉄所主任部員工学士 山 本 徹 夫 君
4. 建材用高耐食新防錆鋼板「スーパージーニアス」の開発 |
(まてりあ 第42巻 1 号)
JFE スチール株式会社 スチール研究所主任研究員 工学士 山 地 隆 文 君
JFE スチール株式会社 スチール研究所主任研究員 工学修士 松 崎 晃 君
JFE スチール株式会社 スチール研究所副所長 工学博士 山 下 正 明 君
エヌケーケー鋼板株式会社 製造所本社工場長工学修士 間 島 康 弘 君
エヌケーケー鋼板株式会社 営業技術部部長工学士 石 川 博 司 君
5. 機械接合が可能な 980 MPa 級超高強度冷延鋼板の開発 |
(まてりあ 第42巻 1 号)
JFE スチール株式会社 スチール研究所主任研究員 工学修士 長谷川浩平 君
JFE スチール株式会社 スチール研究所主任研究員 工学修士 占 部 俊 明 君
株式会社小野製作所 玉原工場工場長 山 崎 喜 政 君
JFE スチール株式会社 スチール研究所部長 工学博士 吉 武 明 英 君
JFE スチール株式会社 スチール研究所部長 工学博士 細 谷 佳 弘 君
6. 低温靱性および溶接性に優れた建産機用耐磨耗鋼・高張力鋼(LE シリーズ)の開発 |
(まてりあ 第42巻 2 号)
JFE スチール株式会社 スチール研究所主任研究員 工学博士 貞 末 照 輝 君
JFE スチール株式会社 スチール研究所研究員 工学修士 室 田 康 宏 君
JFE スチール株式会社 スチール研究所主任研究員 工学修士 高 橋 和 秀 君
JFE スチール株式会社 東日本製鉄所副課長工学修士 橋 本 正 幸 君
7. 人に優しい医療用セラミックス被覆穿刺針の開発 |
(まてりあ 第42巻 2 号)
大阪大学 超高圧電子顕微鏡センター 教 授 工学博士 森博太郎 君
JFE スチール株式会社 スチール研究所顧問 工学博士 井 口 征 夫 君
千葉大学医学部附属病院 助 手 医学博士 福 田 浩 之 君
千葉大学大学院 医学研究院助教授 医学博士 江 原 正 明 君
8. 加工性と耐熱性を両立させた自動車排気系用フェライト系ステンレス鋼「RMH-1」の開発 |
(まてりあ 第42巻 2 号)
JFE スチール株式会社 スチール研究所主任研究員 工学修士 宮 崎 淳 君
JFE スチール株式会社 スチール研究所主任研究員 理学修士 平澤淳一郎 君
JFE スチール株式会社 スチール研究所部長 工学博士 古 君 修 君
JFE スチール株式会社 (現・日本検査キューエイ株式会社理事審査員) 技術士 小 林 眞 君
JFE スチール株式会社 東日本製鉄所 ステンレス室長工学士 柿 原 節 雄 君
9. 表面合金元素制御による溶接継ぎ手特性に優れた Mn 系析出強化型合金化溶融亜鉛めっき高張力鋼板の開発 |
(まてりあ 第42巻 2 号)
JFE スチール株式会社 スチール研究所主任研究員 理学修士 鈴 木 善 継 君
JFE スチール株式会社 薄板セクター部副課長 大 澤 一 典 君
JFE スチール株式会社 スチール研究所部長工学修士 京 野 一 章 君
JFE スチール株式会社 スチール研究所主任研究員 工学修士 清 水 哲 雄 君
JFE スチール株式会社 薄板商品技術部副課長工学修士 田 中 俊 吾 君
10. 鋼中炭素のグラファイト化により高い疲労強度と優れた被削性を両立させた新しい鉛フリー快削鋼 |
(まてりあ 第42巻 2 号)
JFE スチール株式会社 スチール研究所主任研究員 工学修士 岩 本 隆 君
JFE スチール株式会社 スチール研究所主任研究員 工学博士 星 野 俊 幸 君
JFE スチール株式会社 スチール研究所主任研究員 工学修士 松 崎 明 博 君
JFE スチール株式会社 スチール研究所主席研究員 工学博士 天 野 虔 一 君
JFE スチール株式会社 西日本製鉄所主任部員 工学修士 川 縁 正 信 君
11. PWR55GWd/t 用燃料被覆管 NDA の開発 |
(まてりあ 第42巻 3 号)
住友金属工業株式会社 総合技術研究所主任研究員 工学修士 竹田貴代子 君
住友金属工業株式会社 特殊管事業所担当課長 工学修士 穴 田 博 之 君
株式会社ジルコプロダクツ 長府北事業所品質保証室長 工学士 阿 部 秀 明 君
原子燃料工業株式会社 技術開発部部長 工学修士 村 田 保 君
原子燃料工業株式会社 技術開発部技師 工学修士 土 内 義 浩 君
12. 「感温磁性材料クラッド鋼板」の開発 |
(まてりあ 第42巻 3 号)
住友金属工業株式会社 総合技術研究所副主任研究員 理学修士 奥 井 利 行 君
株式会社住友金属直江津 技術部参事 工学士 青 木 正 紘 君
株式会社住友金属直江津 製造部副長 工学修士 岩 崎 信 吾 君
松下電器産業株式会社 クッキングシステム事業部 主 席 技 師 工学士 川 西 英 賢 君
松下電器産業株式会社 クッキングシステム事業部 主 任 技 師 工学修士 麻 植 淳 君
13. インライン熱処理を活用した厚肉高強度耐サワーシームレスラインパイプの開発 |
(まてりあ 第42巻 3 号)
住友金属工業株式会社 総合技術研究所主任研究員 理学修士 近 藤 邦 夫 君
住友金属工業株式会社 総合技術研究所主任研究員 エネルギー科学博士 岡 村 一 男 君
住友金属工業株式会社 鋼管カンパニー鋼管事業所参事補 工学修士 大 迫 一 君
住友金属工業株式会社 鋼管カンパニー鋼管事業所担当課長 工学修士 久 宗 信 之 君
住友金属工業株式会社 鋼管事業所ラインパイプグループ長 工学修士 村 瀬 恒 夫 君
14. 薄手高周波用無方向性電磁鋼板シリーズの開発 |
(まてりあ 第42巻 3 号)
新日本製鐵株式会社 鉄鋼研究所主幹研究員 工学修士 久保田猛 君
新日本製鐵株式会社 鉄鋼研究所主幹研究員 工学博士 薮 本 政 男 君
新日本製鐵株式会社 八幡製鐵所マネージャー 山 本 政 広 君
新日本製鐵株式会社 広畑製鐵所マネージャー 工学修士 佐 藤 浩 明 君
新日本製鐵株式会社 電磁鋼板営業部マネージャー 東 根 和 隆 君
15. 反射・半透過膜用 Ag-Nd-Cu 合金薄膜およびスパッタリングターゲットの開発 |
(まてりあ 第42巻 3 号)
株式会社神戸製鋼所 材料研究所主任研究員 工学博士 中 井 淳 一 君
株式会社神戸製鋼所 材料研究所主任研究員 工学修士 佐 藤 俊 樹 君
株式会社神戸製鋼所 材料研究所 工学修士 高 木 勝 寿 君
株式会社神戸製鋼所 材料研究所 工学修士 田 内 裕 基 君
株式会社コベルコ科研 ターゲット事業本部 工学修士 藤 井 秀 夫 君
16. マイクロ電源に用いる極薄マイクロ磁心の開発 |
(まてりあ 第42巻 3 号)
NEC トーキン株式会社 技術開発本部マネージャー 工学博士 菅 原 英 州 君
NEC トーキン株式会社 技術開発本部技術員 工学士 西 村 貴 志 君
財団法人電気磁気材料研究所 主任研究員 工学博士 白 川 究 君
東北大学電気通信研究所 助教授 工学博士 島 津 武 仁 君
第13回 日本金属学会奨励賞受賞者
2003年10月
[物性部門] |
科学技術振興事業団細野透明電子活性プロジェクト研究員 工学博士 林 克 郎 君 |
受賞者は,酸化物セラミックスにおける電気的・化学的機能性に関する研究を行っている.主な業績として,(1)半導体ペロブスカイト系酸化物に関して,粒界性格からの観点や電子線誘起電流法などの手法を導入することで,粒界物性を明らかにしたこと,(2) 12CaO・7Al2O3 系酸化物において,最も強力な酸素種である O- や,対照的に還元剤の H- 等の活性陰イオン生成させ,これらが起源となって高密度 O- イオン電場放出を得られることや,光誘起半導体化現象が発現することを見出したこと,などが挙げられる.これらの成果は内外で高い評価を受けると共に,幅広い展開が期待されている. |
[物性部門] |
独立行政法人 産業技術総合研究所界面ナノアーキテクトニクス研究センター研究員 工学博士 桐 原 和 大 君 |
受賞者は,Al 系準結晶及び近似結晶の化学結合性と熱電特性に関する研究を行っている.主な業績は,(1)Al 系準結晶の局所構造単位である正20面体クラスター内外の共有結合形成を,MEM/Rietveld 法を用いて近似結晶中で直接観測したこと,(2)Al 系準結晶の電気伝導率,熱起電力,熱伝導率を測定して熱電特性を評価し,正20面体クラスターの結合性制御という独自の知見に基づく熱電性能の向上を示したこと,等が挙げられる.最近は,準結晶薄膜の作製及びそのナノ物性計測に関する研究にも取り組んでおり,今後の発展が期待される. |
[組織部門] |
愛媛大学工学部講師 工学博士 小 林 千 悟 君 |
受賞者は,各種材料中の相変態にともなう組織形成過程に関する研究を行っている.主な業績は,(1)組成傾斜材料を利用した組織学的手法による相境界線の決定および核生成理論の実験的解析を通して,組成傾斜材料を用いた相変態の新しい解析手法を確立した.(2)組成傾斜材料中の組織変化過程をエネルギー論・速度論的に解析し,相変態に及ぼす組成傾斜の影響を定量評価したことなどが挙げられる.さらに現在は,金属/セラミックス複合材料の高機能化を組織制御の観点から追及しており,今後の更なる発展が期待される. |
[力学特性部門] |
東京大学大学院新領域創成科学研究科助手 工学博士 吉 田 英 弘 君 |
受賞者は,セラミックスの微細組織制御と高温力学特性に関して研究を行っている.主な業績の一つは,極微量陽イオン添加による Al2O3 多結晶体の高温クリープ特性制御であり,高分解能透過型電子顕微鏡を用いた粒界微構造観察や第一原理分子軌道計算を駆使し,陽イオンの粒界偏析に伴う化学結合状態の変化がセラミックスの粒界物質輸送現象を決定することを突き止めた.これはナノスケール領域の原子間相互作用制御という,構造セラミックス材料の新たな設計指針を与えるものであり,今後の更なる展開が期待される. |
[材料化学部門] |
独立行政法人 物質・材料研究機構材料研究所研究員 工学博士 川喜多 仁 君 |
受賞者は,電気化学的手法による材料評価を中心として,材料の機能性向上プロセスに関する研究を行っている.これまで,リチウム電池材料の放充電時の遷移現象を解明する一方,その特性を向上させ,周辺技術の安全性・信頼性確保に不可欠な有機溶媒中での金属材料の劣化現象を明らかにした.また,溶射法による耐海水金属被覆について,緻密性と清浄性を向上させるプロセスの開発を行った.さらに,緻密性評価のための新手法を確立するとともに,特有な腐食現象を解明しており,今後の発展が大いに期待される. |
[材料プロセシング部門] |
東京大学大学院工学系研究科助手 工学博士 神 原 淳 君 |
受賞者は,平衡状態図を基本として金属・セラミックス材料の固相粒成長,過冷凝固プロセス開発に関する研究を行ってきた.主な業績には,1)粒子分散ナノ TiAl 強化合金の創製とその高温粗大化抑止効果の確証,2)包晶系材料の成長界面における粒子排出挙動に起因した非定常成長機構の解明,3)酸化物超伝導体のバルク単結晶大型化技術確立,等が挙げられる.現在は次世代耐熱被膜作製プロセス開発を始めとしてプラズマを用いた厚膜化技術研究に取り組んでおり更なる展開が期待される. |
[材料プロセシング部門] |
東北大学金属材料研究所助手 工学博士 宇治原 徹 君 |
受賞者は,現在,太陽電池材料・基板材料を目指した半導体結晶溶液成長に関する研究を行っている.これまでに,結晶成長理論に基づいた結晶高品質化を行うために必要なその場測定法を確立,特に,結晶成長過程における溶液中温度分布・組成分布同時その場測定,また,Fick の第一法則に基づく高精度溶液拡散係数測定はオリジナルな計測手法として評価されている.また,太陽電池用材料の溶液成長に関しても,液相エピタキシャル成長により高品質な太陽電池用 Si 結晶の成長に成功している. |
[工業材料部門] |
大阪府立大学大学院工学研究科助手 工学博士 千 星 聡 君 |
受賞者は,金属材料の水素吸収にともなう粉末化および組織変化に関する研究を行っている.主要な業績は,(1)高融点合金および固体電解コンデンサー材料の水素吸収にともなう粉末化機構を系統的に解明し,本現象を積極的に用いた粉末製造プロセスの手法指針を構築したこと,(2)水素吸蔵合金の水素吸蔵放出サイクルにともなう微細構造変化を明らかにし,長サイクル寿命化への組織設計指針を示したことである.以上の成果は,水素を利用した技術開発に貴重な知見を与えるものであり,今後の更なる発展が期待できる. |
[工業技術部門] |
株式会社日立製作所日立研究所研究員 工学博士 岡 本 和 孝 君 |
受賞者は,オーステナイト系ステンレス鋼について,大型単結晶材の製造プロセスの確立,単結晶専用合金の開発とその諸特性の究明などに関する研究を行っている.近年では,摩擦攪拌接合について,適用材料および適用形状の高度化に関する研究に取組み,接合技術の開発,継手の諸特性の究明,接合装置に関する研究を行っており,電子部品や自動車部品の製造技術・装置として実用化されている.さらに国内外の多くの研究者らとの交流に積極的に取組み,グローバルでの活躍が期待される. |
第1回 日本金属学会功労賞受賞者
2003年10月
[学術部門] |
東京大学大学院新領域創成科学研究科教授 工学博士 佐久間 健 人 君 |
セラミックス材料を中心に,相変態と組織制御,高温力学特性などの研究を行い,数多くの先駆的成果をあげている.ジルコニアの相転移と微細組織形成に関しては,従来の理解を一新する革新的な業績を上げた.セラミックス超塑性に関する研究では,粒界の局在量子構造設計という新たな概念を導入し,この分野の展開に大きな貢献をしている.この概念はさらに,耐熱セラミックスや電子セラミックス設計に新しい発展をもたらしつつある. |
[学術部門] |
京都大学大学院工学研究科教授 工学博士 山 口 正 治 君 |
受賞者は,金属間化合物,特に TiAl 基合金の研究で優れた成果をあげている.中でも,(1) TiAl 基合金の凝固時に生成するラメラ組織の力学特性を単一のラメラ組織粒からなる結晶を育成し解明したこと,(2)その研究を TiAl 合金の一方向凝固に発展させ,一方向凝固プロセスの基礎を確立したことが注目される.これら一連の研究の基礎となった単一のラメラ組織粒からなる結晶の名称,Polysynthetically Twinned Crystal (略称 PST crystal)は,TiAl 研究におけるキーワードの一つとして広く国際的に用いられている. |
[技術部門] |
インターメタリックス株式会社代表取締役 工学博士 佐 川 眞 人 君 |
受賞者は1982年に NdFeB 磁石を発明した.その後 NdFeB 磁石の温度特性改善の研究や工業化のための生産技術の開発に従事して,この磁石の工業的な成功に貢献した.受賞者は,また,ほとんどの希土類 R について R2Fe14B や R2Co14B 単結晶を作製するなどして,基礎研究者との共同研究により,希土類・鉄属遷移金属化合物の磁性の研究の発展に貢献した.受賞者は現在も NdFeB 磁石の高特性化のための生産技術の開発や希土類磁石の保磁力のメカニズムについての研究を続けている. |
第1回 日本金属学会学術貢献賞受賞者
2003年10月
熊本大学工学部知能生産システム工学科教授 工学博士 千 葉 昂 君 |
受賞者は,爆薬の爆轟時に発生する衝撃エネルギーを材料開発に応用する研究について体系的に行っている.主な業績は,(1)各種爆接クラッド材の接合機構と接合強度に関する研究を行い,チタンクラッド鋼の接合界面部は厚さ100~200 nm のアモルファス相で形成されていることを見出し,高接合強度の要因を明確にした.(2)各種金属及びセラミックス粉末の衝撃固化については,水を圧力伝達媒体として用いることにより,割れなどの欠陥のない,高密度固化材の作製技術を確立し,HAp/Al2O3 系生体用傾斜機能材を開発した.今後のさらなる発展が期待される. |
横浜国立大学工学研究院教授 工学博士 遠 藤 孝 雄 君 |
受賞者は,主として高温変形に関する基礎的な研究を行ってきた.主な業績は,Class A 合金のべき乗則が崩壊する原因の究明,侵入型原子(I)と置換型原子(S)から成る I-S クラスターと運動転位との相互作用による高温強度の向上,この現象を活用した耐熱鋼の実用化に関する研究,析出粒子のオストワルド成長に及ぼす歪の影響,定荷重クリープ挙動の定量的記述と Ω法によるクリープ寿命予測の基礎的研究などである.何れの研究もこの分野の研究発展に寄与する示唆に富む研究成果である. |
岡山大学工学部教授 工学博士 飛 田 守 孝 君 |
受賞者は,破壊前駆現象である引張り不均一変形の微視的機構解明への取組みを β 型チタン合金相変態の研究を通して進め,メカとケミとの結合領域の開拓を行った.1)実験室系 EXAFS 装置開発に貢献し,メカニカルアロイング固溶体の局所構造解析を大いに進展させた.2)チタン合金の延性,不均一変形の誘発に拘わるオメガ相のキーストン的役割を高分解能電顕で明らかにすると共に,広く力学物性への相変態論的アプローチを計算機実験の援用を生かしながら展開してきた.3)表面改質,接合界面等の評価研究による地域企業との交流,若手技術者の育成に貢献してきた. |
豊橋技術科学大学副学長 工学博士 小 林 俊 郎 君 |
日本金属学会・日本鉄鋼協会東海支部長,軽金属学会理事・東海支部長,日本材料科学会理事・中部支部長等を歴任,東海支部の材料工学振興に貢献した.一方材料の強度と靭性に関して膨大な研究業績を有しており,解説論文等を含めると約500編以上の論文および13冊の著書がある.アルミニウム合金およびチタン合金の軽金属を初め,広範な材料に関する業績がある.特に,計装化シャルピー衝撃試験法に関する研究については,世界の第 1 人者として知られている. |
関西大学大学院工学研究科教授 工学博士 小 松 伸 也 君 |
1982年以来関西支部役員を,85年以降金属学会会報編集委員,企画委員,分科会委員等を歴任した.関西地区開催の各種学会の実行委員を務めた. 80年京都で開催された第四回チタン国際会議では同時通訳担当として実行委員会を補佐した.第六回から世界会議となったが96年 4 月から00年 3 月まで,チタン世界会議の国際組織委員を委任され,ペテルスブルグの第九回会議に日本代表として参加した.本年ハンブルグ開催の第10回会議で,現在の新家光雄委員らの努力で次回は2007年京都開催が決定している. |
姫路工業大学大学院工学研究科教授 工学博士 香 山 滉一郎 君 |
受賞者は,溶融塩の金属工学への応用に関する研究において,以下のような優れた成果を上げている.(1) V の溶融塩電解採取法の研究を行い,高純度 V を製造することに成功した.(2) Mo および W の平滑被覆電解の研究を行い,酸塩基協力反応機構を用いる浴設計を提案し,これら金属の平滑電析に成功した.(3)有機系溶融塩を用いる金属の電析を研究し,鋼板上に低温で高耐食性の Zn-Mg 合金めっきを施すことに成功した.(4)溶融塩を用いる鋳鉄の脱炭に関する研究を行い,白心可鍛鋳鉄の製造に成功した.特に(3)と(4)は地域産業との共同研究の成果であり,今後の発展が期待される. |
室蘭工業大学材料物性工学科教授 工学博士 桑 野 寿 君 |
受賞者は室蘭工業大学で37年間の永きにわたり2400名にのぼる学生の教育に携わり,金属学の知識と技術の普及に努めるとともに,日本金属学会北海道支部の諸役員を歴任して,学会活動の活性化のために尽力した.さらにメスバウアー分光法による Fe 基合金の磁性やステンレス鋼の時効挙動に関する基礎研究から,メカニカルアロイングと放電プラズマ焼結を利用したナノ結晶材料の応用研究にいたる広い分野で成果をあげた.また,地域企業に対してスクラップの放射線量計測や産業廃棄物の鉄鋼資源化を技術指導したり,ロシアとの産業交流の道を拓くなど,地域産業の振興に貢献した. |
大阪府立大学大学院工学研究科教授 工学博士 中 原 武 利 君 |
受賞者は,長年にわたり,原子スペクトル分析による各種の微量金属元素の高感度分析法の開発・研究に従事し,数多くの研究成果を挙げ,金属材料分析の分野の発展に大きく貢献している.「関西分析研究会」の運営に積極的に参加し,特に平成 8 年度以来は委員長として,広く関西地区の産学官の分析研究者・技術者を中心に,新しい分析技術の開発や発展を目指し,金属材料分析や環境分析などの分野で,関西地区の分析技術の発展・高揚に寄与している.現在,関西支部の評議員・理事としても支部の活動に貢献している. |
大平洋製鋼株式会社技術顧問 工学博士 佐 藤 祐一郎 君 |
受賞者は,1961年に従来は鍛造が不可能とされていた高 C 系白鋳鉄の熱間鍛造に成功し,1963年には条鋼,形鋼圧延用の鍛造白鋳鉄ロールを開発して企業化した.このロールは鍛造により強靭性が付与されると同時に,高 C 材本来の耐摩耗性と耐肌荒性をかね具えるという優れた性質が高く評価され,国内外で広く賞用されて圧延分野の技術発展に大きく寄与している.鋳鉄を鍛造するという独創技術は,更に各種の難鍛造性材の鍛造化を実現し,これまで存在しなかった新しい鉄鋼材料開発の引き金になると注目を集めている. |
秋田大学工学資源学部教授 工学博士 田 上 道 弘 君 |
受賞者は,アルミニウム合金,亜鉛合金および鉄系合金など鋳造材料の特性改善に関する研究を行っている.主な業績として 1) Al-Si 系アルミニウム合金と高クロム白鋳鉄の高破壊じん性の要因を明らかにした.2)高アルミニウム亜鉛合金の諸性質を調べ,実用材料としての可能性を示した.3)境界潤滑下の軸受合金として実用可能なアルミニウム合金を明らかにした.4)技術アドバイザー委員および溶接技術や鉄骨構造物の評価委員として参加し,地域の鋳物技術や溶接技術の向上に努力している. |
茨城大学工学部教授 工学博士 友 田 陽 君 |
受賞者は,鉄鋼,金属間化合物等の組織制御と力学特性を研究している.マイクロメカニックスの手法を応用し混合組織鋼や形状記憶合金の応力-ひずみ曲線を予測する手法を研究し,変形や変態に伴って発生する内部応力の重要性を示した.そして内部応力や組織形成過程を変形中および冷却・加熱中その場中性子回折法により測定した.また,材料のエコマテリアル化の視点から,単純組成鋼の組織制御による多目的利用化,炭素や窒素の合金元素としての有効利用,金属間化合物傾斜機能被覆法の開発等を進めている. |
東京都立大学大学院工学研究科教授 工学博士 吉 葉 正 行 君 |
受賞者は,廃棄物処理等の環境保全技術分野で深刻化しているプラント高温部材の腐食損傷劣化問題とその抑止に関する一連の研究を通して,実用的見地から問題解決に向けた産学公連携による取組みを精力的に展開してきた.特に,廃棄物処理過程で得られる資源素材のリサイクル促進や発電等のエネルギー利用の高効率化を図る上で必須のプラント部材の高温損傷解析情報を早くから開示し,各自治体やプラント製造業等が抱える廃棄物処理技術の高度化に向けた課題解決に有益かつ的確な指針・情報を多数提供して,耐環境性材料研究の推進をはじめ当該技術分野の発展に多大な貢献を果たした. |
第 1 回日本金属学会優秀ポスター賞受賞者
2003年10月非対称ダイヤモンドアンビルを用いた XANES+XRD 測定法の開発と Ce 合金への応用
九州大学 有吉幹文君,波多 聰君,板倉 賢君,桑野範之君
室温及び液体窒素温度でアルミナ単結晶中に印可した圧痕直下における変形組織観察名古屋大学 藤崎真司君,文 元振君,坂 公恭君
Ca で強化した Mg-Zn-RE 系耐熱ダイカスト合金株式会社豊田中央研究所 堀江俊男君,岩堀弘昭君
ナノ構造制御されたエレクトロクロミック窒化インジウム薄膜の光学特性名古屋大学 井上泰志君,山口 敦君,藤原卓矢君,高井 治君
EBSP 法による鋼のマルテンサイトの結晶学的解析大阪大学 北原弘基君,上路林太郎君,辻 伸泰君,南埜宜俊君
合金化溶融亜鉛めっき層の変形組織観察名古屋大学 小林功二君,坂 公恭君
組織制御による Cu-Al-Mn 基合金の高強度・高減衰能化東北大学 肥田直樹君,大森俊洋君,須藤祐司君,貝沼亮介君,石田清仁君
常温溶融塩 EMImBF4 中における Au(100)単結晶表面の in-situ EC-AFM 観察大阪大学 久保公彦君,平井信充君,横川友彦君,田中敏宏君,原 茂太君
窒素吸収処理した Ni フリーステンレス鋼のねじり特性独立行政法人 物質・材料研究機構 黒田大介君,塙 隆夫君,檜原高明君,
黒田秀治君,小林正樹君
名古屋工業大学 葛谷俊博君,藤田秀臣君,山室佐益君,日原岳彦君,隅山兼治君
結晶粒界面方位がすべり変形および粒界移動に及ぼす影響東京工業大学 松原佳弘君,斎藤英雄君,藤居俊之君,尾中 晋君,加藤雅治君
NbSi2 の耐酸化性に及ぼす B 添加の効果北海道大学 松下真也君,黒川一哉君
Al2Fe 相の結晶構造の特徴早稲田大学 森 有一朗君,小山泰正君,大阪大学 平田秋彦君
純 Al 単結晶の繰り返し変形に伴う転位組織変化東京工業大学 村山 徹君,伊藤淳二君,加藤雅治君,藤居俊之君,尾中 晋君
中性子照射した Mo-Ti 合金多段内部窒化材の機械的特性岡山大学 長江正寛君,日高輝喜君,吉尾哲夫君,高田 潤君
岡山理科大学 平岡 裕君
東北大学 栗下裕明君,鳴井 實君
東京大学 中村篤智君,藤間 淳君,松永克志君,山本剛久君,幾原雄一君
米国 CWRU K. P. D. Lagerlof 君
東北大学 岡部文章君,朴 英吉君,進藤大輔君
信越化学工業株式会社 大橋 健君,俵 好夫君
愛知工業大学 小野寺健二君,高木 誠君,井村 徹君,岩田博之君
名古屋大学 佐々木勝寛君,坂 公恭君
九州大学 齊藤敬高君,中島邦彦君
Cu 微細配線材の抵抗率に及ぼす結晶粒径の影響京都大学 島田雅博君,守山実希君,着本 享君,村上正紀君
パルスレーザー堆積法による Ti-Fe-O 薄膜の作製と相固定長岡技術科学大学 鈴木俊太郎君,小方聡子君,平井 誠君,鈴木常生君,末松久幸君,
江 偉華君,八井 浄君
茨城大学 玉城わかな君,鈴木徹也君,友田 陽君
JATIS 林 誠一君
日産アーク 谷村 誠君
大阪大学 平田秋彦君
早稲田大学 小山泰正君
東北大学 上田恭介君,成島尚之君,大内千秋君,井口泰孝君
固相反応による酸化物および硼化物分散型銅合金東北大学 海野玲子君,大森俊洋君,貝沼亮介君,石田清仁君
生体用チタン合金溶製装置の開発愛知学院大学 山田 恒君,彦坂達也君,田中貴信君,福井壽男君,楊 威君
富士電機サーモシステムズ 守田有道君
長岡技術科学大学 山田裕介君,中村 努君,佐藤一則君
NTT 大類姫子君,千葉玲一君,荒川正泰君
(ABC 順)