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平成14年度研究グループ集会「高温材料設計研究会」プログラム

日 時: 2002年9月12日(木)15:00~9月14日(土)12:10
場 所: 〒838-1521 福岡県朝倉郡杷木町大字志波20
泰泉閣  Tel: 0946-62-1140、Fax: 0946-63-3868
宿泊費: 12,000円(1泊2食)
尚、空き室がまだ若干数残っております。参加希望者は世話人まで至急お知らせ下さい。


(1) 基調講演50分(講演30~35分):最近の話題の提供、問題点の提起と整理など。
(2) 一般講演30分(講演20分):研究背景と問題点を簡明に説明後、各自の研究発表。
(3) 学生講演20分(講演15分以内):研究による新知見、問題点の強調と整理など。


9月12日(木)

      開会の挨拶
世話人          
      (15:00~17:20)
座 長  電通大 酒井 拓
    阪大  辻 伸泰
(1) Mg-Al-Ca系チクソモールディング材のクリープ挙動に及ぼすミクロ組織の影響(30)
東北大工 ○鈴木真由美、院 松本卓馬、日本製鋼所 附田之欣、東北大工 小池淳一、丸山公一
(2)マグネシュム合金の結晶粒微細化と動的再結晶(30)
電通大 ○楊続躍、三浦博己、酒井拓
(3)ECAP法で微細粒化したCu-Zn合金の超塑性特性(20)
九大院 ○根石 浩司、九大工 藤波 隆善、堀田 善治
(4)繰り返し重ね接合圧延を施した純銅の組織と力学特性(30)
九大総理工 ○吉田冬樹、院 山田康介、増田誠司(現:シャープ)、九大総理工 池田賢一、中島英治、阿部弘、阪大工 辻 伸泰
(5)オーステナイト系ステンレス鋼における冷延による微細粒組織の形成(30)
九大工 ○森川龍哉、東田賢二 九大院 佐藤高士(現:日の出水道機器)、松枝隆太
     (19:10~20:50)
座長  東北大 丸山公一
(6)(基調)超細粒鉄の高温変形とホールペッチ則(50)
九大工 ○高木節雄、九大院 川崎憲二、九大工 飛鷹秀幸
(7)(基調)高Crフェライト鋼の長時間クリープ強度に及ぼすCo及びMo-Wバランスの影響(50)
三菱重工高砂研究 ○角屋好邦

9月13日(金)

      (9:00~10:10)
座 長  電通大 三浦博己
(8) Gross Primary Creep Strain in Advanced Ni-Based Single Crystal Superalloys(30)
都立大工 ○筧幸次、University of Cambridge C.M.F. Rae, and R.C. Reed
(9) NiAl双結晶の力学特性に及ぼす粒界γ’析出相の影響(20)
阪大院 ○坂田利弥、阪大工 安田 弘行、馬越 佑吉
(10) 完全層状組織TiAl合金の高クリープ強度化に向けたラメラー組織制御(20)
東北大院 ○松田淳、東北大工 金煕榮、丸山公一
      (10:30~11:50)
座 長  宇宙研 佐藤英一
(11) ナノ結晶Fe-Al-C MA粉末の固化成形における緻密化機構と組織変化(30)
阪大工 ○小泉雄一郎、広畑直子、辻伸泰、南埜宜俊
(12) Ti-48mol%Alハード方位PST結晶のクリープ特性に対する温度、応力の影響(20)
東北大院 ○野中勉、東北大工 金煕榮、丸山公一
(13) ラスマルテンサイト組織の熱的安定性に及ぼすボロンの影響(30)
九大工 ○土山聡宏、九大院 河村知浩、二村裕一、九大工 高木節雄
      (13:10~15:10)
座 長  横国大 遠藤孝雄
(14) 耐熱鋼の応力急変試験から得られる情報と組織の関係についての一考察(30)
九州電力 ○早川弘之、九大院 寺田大将、九大総理工 吉田冬樹、中島英治
(15) クリープ変形に伴うマルテンサイト組織の不均一回復挙動(20)
九大院 ○二村裕一、西原友佳 (現:NKK)、九大工 土山聡宏、高木節雄
(16) 9Cr-1.8W-0.5Mo-VNb鋼の長時間クリープ破断挙動(20)
東北大院 ○李在勝、東北大工 丸山公一
(17) 高Crフェライト系耐熱鋼における高温での擬弾性挙動(30)
物材機構 ○澤田浩太、木村一弘、阿部冨士雄
(18) 高Crフェライト系耐熱鋼のクリープ変形機構(20)
九大院 ○寺田大将、田中修平、総理工 吉田冬樹、中島英治、阿部弘、九州電力 早川弘之
      (15:30~17:00)
座 長  三菱重工高砂研 角屋好邦
(19) 長期間使用した低クロム鋼の溶接継手のクリ-プ挙動(30)
横国大院 藤林伸平、横国大工 ○遠藤孝雄
(20) 9Crフェライト系耐熱鋼中のMX炭窒化物による析出強化機構(30)
物材機構 ○種池正樹、阿部冨士雄
(21) 高Crフェライト鋼の熱処理によるクリープ疲労寿命の向上(30)
三菱重工高砂研 ○平川裕一
      (18:30~20:30)    懇親会
      その後  希望者は鵜飼い見物

9月14日(土)

      (9:00~10:20)
座 長  九大総理工 中島英治
(22) Ni3Alのネックレス動的再結晶に及ぼす粒界性格の影響(30)
阪大工○辻 伸泰、田中丸健一朗、小泉雄一郎、南埜宜俊
(23) 粒界三重点における優先的動的再結晶のメカニズム(20)
電通大院 ○Sutandyo Andiarawanto、電通大 三浦博己、酒井 拓
(24) 金属フォームの超塑性接合(30)
宇宙科研 ○北薗幸一、東海大院 北嶋暁子、松下純一、宇宙科研 佐藤英一、栗林一彦
      (10:40~12:10)
座 長  九大工 高木節雄
(25) β-Ti/TiB複合材料による分散軟化/強化(20)
東大院 ○川端健詞、宇宙科研 佐藤英一、栗林一彦
(26) Cu-SiO2合金双結晶の高温疲労と粒界破壊のメカニズム(30)
電通大 ○三浦博己、酒井拓
(27) Si結晶中の亀裂先端転位の構造解析(20)
九大院 ○田中將己、九大工 森川龍哉、東田賢二
(28) 方性グラファイトの二軸破壊挙動(20)
日大学生 ○熊澤教好、宇宙科研 佐藤英一、日大工 菅又 信
       閉会の挨拶
世話人          


THERMEC'2003 International Conference

標記の加工熱処理プロセスに関連する国際会議は、日本(1988)、オーストラリア(1997)、米国(2000)に続く第4回会議として2003年7月7日~11日にスペインのマドリードで開催される。THERMEC' 2003では、鉄鋼、非鉄金属材料、バイオマテリアルを含む先端材料の製造プロセス、創製、組織構造と特性評価ならびにその応用に関する問題点を重点的に発表討論する。特にAl、Mg、Ti、Fe-C、Fe-C-Niなどの創製、組織構造/特性ならびに応用に関する材料科学と技術問題に関する最近の進展に焦点を絞る。さらに、金属基複合材料、金属間化合物、アモルファスバルク金属材料、超合金、インテリジェント/スマート材料、粉体冶金/粒子材料も含まれる。また、本国際会議の特別セッションにおいては、強ひずみ加工、表面工程/コーティング、モデリング、集合組織、超塑性、残留応力、溶接接合、薄膜技術、攪拌プロセス、ナノクリスタル材料、高温材料、環境材料、ならびに機能材料プロセスもテーマとして取り上げ、活発な議論を行いたい。

アブストラクト: 2002年10月25日までに、A1用紙に約250語の論文概要
(Microsoft Word format)と関連トピックス名並びに口頭/ポスター発表の希望を付し、下記の二つの方法(1)と(2)で送付する。
  (1) E-mail: thermec@fund.uc3m.es とコピーをthermec2003@uow.edu.au
  (2) Website: www.uc3m.es/thermec
国内連絡先: 182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
電気通信大学 知能機械工学科 酒井 拓
E-mail: sakai@mce.uec.ac.jp
Fax: 0424-84-3327、Tel: 0424-43-5404

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