イベントのご案内
最先端スピンエレクトロニクス技術の基礎と応用
―21世紀を切開く新技術の現状と今後の展望―
[協賛予定] |
応用物理学会、金属系材料研究開発センター、電気学会、電気化学会、電子情報通信学会、 日本応用磁気学会、日本材料科学会、日本鉄鋼協会、日本熱処理技術協会、日本表面科学会、 日本物理学会、表面技術協会、未踏科学技術協会 |
これまでの電子デバイスは電子の持つ電荷を利用したものであり、電子の「スピン」を積極的に利用したデバイスが新機能デバイスとして最近注目されている。日本金属学会ではスピンエレクトロニクスの基礎から最先端までを、研究の現状、材料基礎からデバイスへの応用の可能性および今後のメモリデバイスの展望を含めてわかり易く解説していただくセミナーを企画いたしました。特に、材料面では金属、酸化物系から有機材料まで幅広く取り上げてみました。
これから研究をはじめようという方から、最先端で研究されている方まで幅広く参加いただけるセミナーを企画いたしました。皆様の参加をお待ちしております。
(企画世話人 阪大 中谷亮一 東京藝大 桐野文良
日立マクセル 稲葉信幸)
日 時 | 2004年6月25日(金) 9:30~17:00 |
場 所 | 商工会館6階G会議室(東京都千代田区霞が関3-4-2) |
募集定員 | 50名 |
受講資格 | (テキスト代含む・税込) | |
事前申込 | 当日申込 | |
正 員 | 12,000円 | 15,000円 |
学 生 | 5,000円 | 6,000円 |
非会員 | 15,000円 | 20,000円 |
申込要領 | E-mailでapply@jim.or.jp 宛お申込み下さい。申込項目は以下のとおりです。 (1) 送信subjectに「セミナースピンエレクトロニクス」と記入、(2) 氏名・年齢、(3) 会員・非会員・学生の区別(本会会員は会員番号も)、(4) 勤務先・所属、(5) 通信連絡先(テキスト等送付先と電話番号)の各項目を送信してください。E-mailでのお申込みについては、参加申込受理確認のため事務局より数日内に確認メールを返信します。なお、当日参加受付も行います。 |
事前申込締切 | 2004年6月4日(金)着信 |
テキストの送付 | 開催10日前後までに発行送付の予定です。 事前に申し込まれた方にはテキストが出来次第参加証等関係資料とともにお送りいたします。 |
受講料払込方法 | テキスト送付の折に請求書と振替用紙を同封いたします。 お支払いは開催後でもかまいません。 |
問合先 | 〒980-8544 仙台市青葉区一番町一丁目14-32 フライハイトビル2階 (社)日本金属学会セミナー参加係 E-mail: apply@jim.or.jp TEL 022-223-3685 FAX 022-223-6312 |
研究の現状 | |
9:30~ 9:35 | 開会の挨拶 |
9:35~10:25 | (1) スピンエレクトロニクス材料の研究の現状 |
東北大 猪俣浩一郎 | |
理論 | |
10:25~11:00 | (2) スピンエレクトロニクスの基礎理論とスピン蓄積 |
東北大 市村雅彦 | |
材料基礎 | |
11:00~11:35 | (3) 強磁性トンネル接合膜用バリア層材料とその形成プロセス |
東北大 角田匡清 | |
―昼 食― | |
12:35~13:10 | (4) 酸化物系ハーフメタル材料 |
名大 浅野秀文 | |
13:10~13:45 | (5) 半導体スピンエレクトロニクス材料とその応用 |
東大 田中雅明 | |
13:45~14:20 | (6) 分子磁性とレドックス共役組織化材料 |
東工大 彌田智一 | |
14:20~14:55 | (7) 分子およびナノ磁性体の化学構築と物性探索 |
名大阿波賀邦夫 | |
―休 憩― | |
デバイスへの展開 | |
15:10~15:45 | (8) 磁気抵抗効果とスピン注入磁化反転の理論と実験 |
産総研 鈴木義茂 Ashwin Tulapurkar、福島章雄 田村英一、ソニー屋上公二郎 | |
15:45~16:20 | (9) スピントランジスタに向けた電界による半導体中のスピン制御 |
NTT 新田淳作 | |
今後の展望 | |
16:20~17:00 | (10) メモリデバイスの今後の展開 |
日立 河原尊之 | |
(各講義には10分程度の質疑応答時間を含む) |