日本金属学会

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水素貯蔵の材料科学 ―基盤・応用両面での研究展開―

[協賛予定] 電気学会、エネルギー・資源学会、粉体粉末治金協会、次世代金属・複合材料研究開発協会、自動車技術会、軽金属学会、金属系材料研究開発センター、未踏科学技術協会、日本セラミックス協会、日本複合材料学会、日本自動車工業会、日本鉄鋼協会、日本チタン協会、日本材料学会、日本材料科学会、応用物理学会、資源・素材学会
 切迫した地球温暖化問題に加えて高水準でのエネルギー・セキュリティー確保の観点から、水素利用技術に対する期待感は今後ますます強まるものと予想される。水素利用技術の社会普及にとって不可欠な要素のひとつが、安全かつコンパクトに水素を貯蔵する技術の確立とそれを支援する水素貯蔵材料の開発である。これまで高い体積密度で水素を効率良く貯蔵することができる水素貯蔵材料の基盤・応用両面での研究展開が注目されてきており、また応用面での課題のひとつである水素の質量密度に関するブレークスルーも期待されている。本セミナーでは、水素貯蔵の材料科学に関するstate-of-artを多面的に紹介することにより、関連する研究分野のいっそうの活性化に資する。

(企画世話人:産業技術総合研究所 秋葉悦男 東北大学 折茂慎一)

日  時 2007年3月30日(金)10:00~17:00
場  所 千葉工業大学津田沼キャンパス 6号館5階655講義室(1階615講義室から変更になりました)
(〒275-0016 習志野市津田沼2-17-1)
募集定員 80名
受 講 料
受講資格 (テキスト代含む・税込)
事前申込 当日申込
正 員 12,000円 15,000円
学 生 5,000円 6,000円
非会員 15,000円 20,000円
(本会維持員会社社員、協賛学協会会員は会員扱い。学生は会員、非会員の区別なし)

申込要領 E-mail で apply@jim.or.jp 宛お申し込み下さい。
申込項目は以下のとおりです。
(1)送信 subject に「セミナー水素貯蔵」と記入、(2)氏名、(3)会員・非会員・学生の区別(本会会員は会員番号も)、(4)勤務先・所属、(5)通信先住所(テキスト等送付先と電話番号)申込受理確認の E-mail を返信します。
事前申込締切 2007年3月8日(木)着信
テキストの送付 開催10日前後までに発行送付の予定です。事前に申し込まれた方にはテキストが出来次第参加証等関係資料とともにお送りいたします。
受講料払込方法 テキスト送付の折に請求書と振替用紙を同封いたします。お支払いは開催後でもかまいません。
問合先 〒980-8544 仙台市青葉区一番町1-14-32 フライハイトビル2階
(社)日本金属学会 セミナー参加係
E-mail: apply@jim.or.jp TEL:022-223-3685 FAX:022-223-6312
10:00~10:45 (1) 基盤(物性・実験)「物質中で水素が示す多彩な表情(物性)」
広島大学 藤井 博信
10:45~11:30 (2) 基盤(物性・理論)「電子・原子レベルから見た水素貯蔵材料」
名古屋大学 森永 正彦
11:30~13:00 ―昼 食―
13:00~13:45 (3) 基盤(材料・合金系)「合金系水素貯蔵材料の反応・特性を理解する」
産業技術総合研究所 中村優美子
13:45~14:30 (4) 基盤(材料・錯体系)「錯体系水素貯蔵材料を俯瞰する―どのように合成しどのように吸放出させるか―」
東北大学 中森 裕子
14:30~14:15 ―休 憩―
14:45~15:30 (5) 応用(ハイブリッド水素タンク)「マテリアルサイエンスと量産エンジニアリングとの融合による挑戦―高圧型水素吸蔵合金タンク」
トヨタ自動車 森 大五郎
15:30~16:15 (6) 応用(新材料開発)「新しい反応機構を持つ軽量水素貯蔵合金」
イムラ材料開発研究所 塚 原  誠
16:15~17:00 (7) 応用(新材料開発)「水素社会が求める水素貯蔵材料技術と貯蔵材料の未来」
日本製鋼所 兜森 俊樹
  (各講義には10分程度の質疑応答時間を含む)

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