日本金属学会

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材料における拡散―基礎および鉄鋼材料における拡散と関連現象

  • [協賛予定]
  • エネルギー資源学会,金属材料研究開発センター,
    素形材センター,資源・素材学会,
    自動車技術会,軽金属学会,
    日本鋳造工学会,日本自動車工業会,
    日本塑性加工学会,日本鉄鋼協会,
    日本チタン協会,日本材料学会,
    日本材料科学会,ステンレス協会,
    日本アルミニウム協会,軽金属製品協会,
    未踏科学技術協会,日本ガスタービン学会,
    日本機械学会,日本MRS,
    日本物理学会,日本化学会
 

拡散は材料の製造プロセス,相変態による組織制御,高温材料の特性や寿命などの材料の速度論的挙動を司る重要な因子であり,材料の研究開発には必須の知識です. 本セミナーでは学術的基礎の要点と,鉄中の拡散データや鉄鋼材料において拡散が支配するプロセスの解析などを講述します.
 今回は後半を鉄鋼に関する話題に絞りましたが,鉄鋼では鉄の特質(相転移や磁性)のおかげで拡散に及ぼす結晶構造の影響や磁性の影響が実験から知られており,また,さまざまな溶質原子の拡散挙動, たとえば侵入型溶質となる軽元素,置換型溶質となる金属元素・非金属元素,溶解度が大きい元素・小さい元素の拡散がどのようであるかも理論・実験の両面からよく研究されています. このため,鉄鋼における拡散に関する知識と技術は金属材料全般を包含するものと言えます. 鉄鋼材料のみならず,広く金属材料の組織制御や組織と強度特性の関係などの研究にたずさわる学生・研究者に勧めます.
(企画:セミナー・シンポジウム委員会)

  • 日 時
  • 2014年10月24日(金) 9:30~17:00
  • 定 員
  • 50名
  • 受講料
受講資格 事前申込 当日申込
正 員 12,000円 15,000円
学 生 5,000円 6,000円
非会員 15,000円 20,000円

(協賛学協会会員は会員扱い.学生は会員,非会員の区別なし)

  • 申込要領
  • 電子メールでmeeting@jim.or.jp 宛お申し込み下さい.
    申込項目は以下のとおりです.
    ①送信subject に「セミナー材料における拡散」と記入, ②氏名・年齢,③会員・非会員・学生の区別(本会会員は会員番号も), ④勤務先・所属,⑤通信先住所(テキスト等送付先と電話番号)お申し込み受理後,電子メールを返信します.
  • 事前申込締切
  • 2014年10月10日(金)着信
  • テキストの送付
  • 開催10日前までに送付の予定です.事前に申し込まれた方にはテキストを参加証等関係資料とともにお送りいたします.
  • 受講料払込方法
  • お申し込み受理後,請求書を送付いたします.
  • 8問合先
  • 〒980-8544
    仙台市青葉区一番町1-14-32
    (公社)日本金属学会 セミナー参加係まで
    E-mail: meeting@jim.or.jp
    Tel 022-223-3685 Fax 022-223-6312
プログラム
9 : 30~10 : 30 拡散の原子論 大阪府大 沼倉 宏
10 : 30~12 : 00 拡散の現象論 : 多成分系における拡散と多相拡散 阪大 南埜宜俊
12 : 00~13 : 00 (昼食)
13 : 00~13 : 50 鉄中の自己拡散と溶質原子の拡散 大阪府大 沼倉 宏
13 : 50~14 : 40 鉄中の水素の拡散とトラッピング 上智大 高井健一
14 : 40~15 : 00 ―休憩―
15 : 00~15 : 50 鉄鋼における拡散型相変態の解析 JFE スチール 山下孝子
15 : 50~16 : 40 鉄鋼の高温酸化 東工大 林 重成
16 : 40~17 : 00 質問・技術相談等

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