イベントのご案内
長周期積層構造型マグネシウム合金の現状と今後の課題
第 5 分科会企画
[協賛予定] | くまもとテクノ産業財団、高性能 Mg 合金創成加工研究会、九州産業技術センター、粉体粉末冶金協会、次世代金属・複合材料研究開発協会、自動車技術会、軽金属学会、金属系材料研究開発センター、未踏科学技術協会、日本鋳造工学会、日本電子顕微鏡学会、日本表面科学会、日本機械学会、日本塑性加工学会、日本鉄鋼協会、日本材料学会、日本材料科学会、資源・素材学会、日本マグネシウム協会、電気化学会、茨城マグネシウム工業会 |
[後援予定] | 島津製作所、東伸工業、TOKAI、日新技研、日本電子データム、福田金属箔粉工業、不二ライトメタル |
地球温暖化対策のために自動車の燃費規制は強化され、自動車の軽量化が強く求められています。実用金属の中で最も軽いマグネシウムが注目されていますが、従来のマグネシウム合金はアルミニウム合金に比べて軽量ですが機械的強度の点で優位性が少ないといった問題がありました。しかしながら、近年、長周期積層構造を持つ新しいタイプの高強度マグネシウム合金が熊本大学で開発され、基礎と応用の両面で注目されています。現在、基礎研究のみならず、実用化を目指した応用研究が精力的に進められています。そこで、長周期積層構造型マグネシウム合金の研究開発の進展状況を把握するとともに実用化に対する課題を明らかにすることを目的として本シンポジウムを企画しました。本シンポジウムでは、長周期積層構造型マグネシウム合金に関する最新の基礎研究成果の報告や実用化を目指したプロジェクト研究成果の報告を行うとともに、パネリストによる問題提起を基に今後の課題について議論を行います。多くの方々のご参加をお願いいたします。
(世話人:九大 東田賢二 九工大 大谷博司 東大 阿部英司 熊大 高島和希 熊大 河村能人)
日 時 | 2008年 5 月30日(金) 9:00~17:30 |
場 所 | 東京大学 山上会館 (東京都文京区本郷7-3-1) |
プログラム | |
9 : 00~ 9 : 05 | 開会の挨拶 |
9 : 05~ 9 : 45 | (1)【特別講演】マグネシウム合金の世界的な動向 |
日本マグネシウム協会 小原 久 | |
9 : 45~10 : 25 | (2)【特別講演】自動車の軽量化とマグネシウム合金 |
日産自動車 尾谷敬造 | |
― 休 憩 ― | |
10 : 35~11 : 05 | (3) 次世代航空機用構造部材創製・加工技術プロジェクト 「マグネシウム粉末部材技術開発」 |
福田金属箔粉工業 大河内 均 | |
11 : 05~11 : 35 | (4)地域新生コンソーシアム研究開発事業 「革新的高強度マグネシウム合金製造技術の開発」 |
不二ライトメタル 井上正士 | |
11 : 35~12 : 05 | (5) JST 熊本県地域結集型研究開発プログラム 「次世代耐熱マグネシウム合金の基盤技術開発」 |
くまもとテクノ産業財団 瀬戸英昭 | |
― 昼 食 ― | |
13 : 00~13 : 35 | (6) 長周期積層構造型マグネシウム合金の特徴と研究開発動向 |
熊大 河村能人 | |
13 : 35~14 : 10 | (7)長周期積層構造型マグネシウム合金の構造の特徴 |
東大 阿部英司 | |
14 : 10~14 : 45 | (8)長周期積層構造相の力学特性、塑性変形挙動 |
阪大 萩原幸司 | |
14 : 45~15 : 20 | (9)長周期積層構造相を含むマグネシウム合金押出し材の強度と延性 |
九大 東田賢二 | |
― 休 憩 ― | |
15 : 35~17 : 25 | 総合討論 |
パネリスト 熊大 山崎倫昭 | |
神戸製鋼所 中田 守 | |
本田技術研究所 家永裕一 | |
17 : 25~17 : 30 | 閉会の挨拶 |
(各講義には10分程度の質疑応答時間を含む) |
募集定員 | 100名 |
受講料 |
受講資格 | (テキスト代含む・税込) | |
事前申込 | 当日申込 | |
正 員 | 6,000円 | 8,000円 |
学 生 | 3,000円 | 4,000円 |
非会員 | 10,000円 | 12,000円 |
申込要領 | E-mail で meeting@jim.or.jp 宛お申し込み下さい。申込項目は以下のとおりです。 (1) 送信 subject に「シンポジウム長周期積層構造型マグネ」と記入、(2) 氏名、(3) 会員・非会員・学生の区別(本会会員は会員番号も、(4) 勤務先・所属、(5) 通信先住所(テキスト等送付先と電話番号)申込受理確認の E-mail を返信します。 |
事前申込締切 | 2008年5月20日(火)着信 |
テキストの送付 | 開催10日前後までに発行送付の予定です。事前に申し込まれた方にはテキストが出来次第参加証等関係資料とともにお送りいたします。(開催 1 週間前までに届かない場合は、必ずご連絡下さい) |
受講料払込方法 | テキスト送付の折に請求書と振替用紙を同封いたします。お支払いは開催後でもかまいません。 |
問合先 | 〒980-8544 仙台市青葉区一番町 1-14-32 フライハイトビル 2 階 (社)日本金属学会 シンポジウム参加係 E-mail: meeting@jim.or.jp TEL 022-223-3685 FAX 022-223-6312 |