イベントのご案内
鉄鋼材料における元素機能
第 5 分科会企画
[協賛予定] | 軽金属学会、資源・素材学会、自動車技術会、日本学術振興会176委員会、日本機械学会、日本航空宇宙学会、日本材料学会、日本歯科理工学会、日本チタン協会、日本鋳造工学会、日本鉄鋼協会、日本熱処理技術協会、日本バイオマテリアル学会 |
鉄鋼材料は21世紀においても最も重要な構造材料であり続けることは疑いがなく、材料特性の向上とその学理の深化・発展の努力が現在も精力的に続けられています。本年 3 月に本会春期講演大会において開催された公募シンポジウム「構造用金属材料の力学的特性を支配する原理原則―鉄鋼編」には学界・産業界の研究者が数多く参集し、活発な議論が繰り広げられました。現在わが国の材料研究においては元素戦略が重要な課題となっていますが、鉄鋼材料はその巨大な生産量ゆえ元素利用のわずかな変化が大きな効果につながります。このような状況の中で、上述の公募シンポジウムの議論を踏まえて、原料としての資源問題や、特性制御に用いる添加元素、プロセス・環境から入り込む元素などの個々の機能・影響を解明するという観点から、鉄鋼材料における課題を提起・整理し、今後の研究開発の方向を探ります。 | |
(企画世話人:大阪府立大 沼倉 宏、新日鐵 杉山昌章、東北大 古原 忠、物材機構 津崎兼彰) |
日 時 | 2008年12月 8 日(月) 9:30~17:00 |
場 所 | 科学技術館 第 1 会議室(東京都千代田区北の丸公園2-1、地下鉄「竹橋」あるいは「九段下」) |
募集定員 | 100名 |
受講料 |
受講資格 | (テキスト代含む・税込) | |
事前申込 | 当日申込 | |
正 員 | 6,000円 | 8,000円 |
学 生 | 3,000円 | 4,000円 |
非会員 | 10,000円 | 12,000円 |
(本会維持員会社社員、協賛学協会会員は会員扱い。学生は会員、非会員の区別なし) |
申込要領 | E-mail で meeting@jim.or.jp 宛お申し込み下さい。申込項目は以下のとおりです。 ①送信 subject に「シンポジウム鉄鋼材料における元素機能」と記入、②氏名、③会員・非会員・学生の区別(本会会員は会員番号も)、④勤務先・所属、⑤通信先住所(テキスト等送付先と電話番号)申込受理確認の E-mail を返信します。 |
事前申込締切 | 2008年11月28日(金)着信 |
テキストの送付 | 開催10日前後までに発行送付の予定です。事前に申し込まれた方にはテキストが出来次第参加証等関係資料とともにお送りいたします。(開催 1 週間前までに届かない場合は、必ずご連絡下さい) |
受講料払込方法 | お申込受理後またはテキスト送付の折に請求書と振替用紙を同封いたします。お振込みは、開催後でも結構ですが、事前予約として、座席を確保してありますので、不参加の場合でもお支払い下さい。 |
問合先 | 〒980-8544 仙台市青葉区一番町1-14-32 (社)日本金属学会 シンポジウム参加係 E-mail: meeting@jim.or.jp TEL 022-223-3685 FAX 022-223-6312 |
プログラム | |
9:30~10:00 | (1) 序論:元素機能の考え方 |
物材機構 津崎兼彰 | |
10:00~10:45 | (2) 製鉄業から見た元素機能 |
JFE スチール 小松原道郎 | |
10:45~11:30 | (3) 鉄鋼材料の合金設計 |
新日鐵(顧問) 牧 正志 | |
―昼 食― | |
13:00~13:45 | (4) 元素機能と熱力学・状態図 |
九工大 大谷博司 | |
13:45~14:15 | (5) 合金元素間の相互作用 |
大阪府立大学 沼倉 宏 | |
14:15~15:00 | (6) 相変態・組織制御における元素機能 |
東北大 古原 忠 | |
―休 憩― | |
15:15~16:00 | (7) 表面・界面と元素機能 |
東北大 鈴木 茂 | |
16:00~16:45 | (8) 破壊・転位と元素機能 |
九大 東田賢二 | |
16:45~17:00 | 総合討論・総括 |
(各講義には10分程度の質疑応答時間を含む) | |
※都合により演題、講演者が変更になる場合もありますことを予めご了承ください。 |