日本金属学会

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リチウム電池の研究開発動向と材料学的課題

第 1 分科会企画

[協賛予定]

日本セラミックス協会、電気化学会、固体イオニクス学会、
応用物理学会、日本材料学会、炭素材料学会

リチウム電池は、これまでの情報端末や家電製品での利用に加えて、近年、グリーンイノベーションの主要技術として自動車や電力貯蔵等のより大型用途への応用が期待されています。そのため、リチウム電池の信頼性や寿命のさらなる向上、高容量化・高性能化に関して、国内外で精力的な研究が展開されています。しかし、これらリチウム電池の抱える課題は材料がボトルネックになっていると言っても過言ではなく、この分野へのさらなる材料研究者の参画が期待されています。例えば、種々のイメージング手法を駆使した先端分析技術、計算科学による物性予測、材料組織学的アプローチ、新規材料開発など求められる研究領域には枚挙にいとまがありません。そこで、本シンポジウムでは、1)リチウム電池をはじめとする二次電池の現状と研究開発動向や、産業界からの材料研究への期待、2)信頼性向上のための全固体化技術や大型化のための新規材料開発、3)先端分析技術や計算科学的アプローチに関して、各分野最先端の講師に講演を頂き、材料学的課題について議論することを目的としています。多くの皆様のご参加をお願いいたします。

(世話人:京大 田中 功、東北大 折茂慎一、高村 仁)

日 時 2010年 7 月29日(木) 9:30~17:15
場 所 東京大学武田ホール(東京都文京区弥生 2-11-16 東京大学武田先端知ビル)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_16_j.html
募集定員 120名
受講料・受講資格 (テキスト代含む・税込)
受講資格 (テキスト代含む・税込)
事前申込 当日申込
正 員 10,000円 12,000円
学 生 5,000円 6,000円
非会員 15,000円 18,000円
(本会維持員会社社員、協賛学協会会員は会員扱い。学生は会員、非会員の区別なし)

申込要領 E-mail で meeting@jim.or.jp 宛お申し込み下さい。
申込項目は以下のとおりです。
① 送信 subject に「シンポジウムリチウム電池」と記入、② 氏名、③ 会員・非会員・学生の区別(本会会員は会員番号も④ 勤務先・所属、⑤ 通信先住所(テキスト等送付先と電話番号)申込受理確認の E-mail を返信します。
事前申込締切2010年7月21日(水)着信
テキストの送付開催10日前後までに発行送付の予定です。事前に申し込まれた方にはテキストが出来次第参加証等関係資料とともにお送りいたします。(開催 1 週間前までに届かない場合は必ずご連絡下さい。)
受講料払込方法お申込受理後またはテキスト送付の折に請求書と振替用紙を同封いたします。お振込みは、開催後でも結構ですが、事前予約として、座席を確保してありますので、不参加の場合でもお支払い下さい。
問 合 先〒980-8544 仙台市青葉区一番町 1-14-32
(社)日本金属学会 シンポジウム参加係
E-mail: meeting@jim.or.jp
TEL 022-223-3685 FAX 022-223-6312


プログラム
9:30~10:10 (1) グリーンエネルギーシステムにおける二次電池の役割
京大/NEDO 小久見善八
10:10~10:50 (2) NEDO における蓄電池技術開発の現状と今後の方向性
NEDO 弓取修二
―休 憩―
11:05~11:45 (3) 革新電池における金属学への期待
トヨタ自動車 射場英紀
―昼 食―
12:45~13:25 (4) リチウム電池の固体化技術
物材機構 高田和典
13:25~14:05 (5) 大型リチウム蓄電池の本格普及にむけた正極材料開発と反応機構解析
東大 山田淳夫
14:05~14:35 (6) 蓄電池反応における金属負極の構造相変態とひずみの影響
京大 松原英一郎
―休 憩―
14:50~15:30 (7) NMR によるリチウム電池材料研究の現状と展望
東北大 河村純一
15:30~16:00 (8) リチウム電池正極の STEM-EELS イメージングによるナノ劣化解析とリチウム状態分析
名大 武藤俊介
―休 憩―
16:15~16:45 (9) 電極材料の過剰な負荷条件下におけるその場振動分光解析
東北大 伊藤 隆
16:45~17:15 (10) 第一原理計算を用いたリチウム電池の材料設計
京大 小山幸典
(各講義には10分程度の質疑応答時間を含む)
※都合により演題、講演者が変更になる場合があることを予めご了承下さい。

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