■Special Issue on Development and Functionality of Titanium and Its Alloys as Structural, Biocompatible, and Energy Materials（構造材料、生体適合性材料、エネルギー材料としてのチタンおよびその合金の開発と機能性）

この特集号は、日本金属学会(JIMM)とインド金属学会(IIM)の会員の協力により企画されており、チタンおよびその合金の開発と機能性に関する最近の進歩を取り上げています。これらの材料は、構造材料や生体適合性材料として様々な分野で応用されています。また、チタン合金を用いた水素貯蔵技術は、カーボンニュートラルの観点からも重要な取り組みです。高性能なチタンおよびその合金を実現するには、合金組成、製造方法、加工技術の設計と制御が重要です。これらの要因は、結晶構造や微細組織に影響を与え、その結果としてチタンとその合金の機能を決定します。最近では、ω相の利用、格子間元素のドーピング、ハイエントロピー合金の開発、積層造形技術の利用などに関する研究が活発に行われています。また、計算科学では、現象の解明にとどまらず、新たな合金組成を探索するための大規模計算が取り組まれています。機械的特性の向上だけでなく、耐食性、耐酸化性、耐熱性も重要なテーマです。したがって、本特集号では実験的および計算的アプローチによるチタンおよびその合金の開発と種々の特性について扱います。

上記テーマに関する特集を、Materials Transactions 66巻5号(2025年5月発行)に予定しております。多数ご投稿下さいますようお願いいたします。

掲載予定号：第66巻第5号(2025年)
原稿締切日：2024年11月1日(金)

• 投稿に際しては、Materials Transactions投稿の手引・執筆要領（本会Webページ）に従うこと。
• 通常の投稿論文と同様の審査過程を経て、編集委員会で採否を決定する。
• 著者は、投稿・掲載費用をご負担願います。

問合せ先
〒980-8544　仙台市青葉区一番町1-14-32
(公社) 日本金属学会欧文誌編集委員会
TEL 022-223-3685　FAX 022-223-6312
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