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- Structural and Functional Materials Design based on Multi-Scale Architecture Analyses and Controls―Importance of Lattice Defects, Interfaces, and Interphase Boundaries―”(材料アーキテクチャーのマルチスケール解析と制御に基づく構造機能材料設計―多様な格子欠陥、界面、相界面が果たす重要な役割―)
特集企画の投稿募集
■Structural and Functional Materials Design based on Multi-Scale Architecture Analyses and Controls―Importance of Lattice Defects, Interfaces, and Interphase Boundaries―”
(材料アーキテクチャーのマルチスケール解析と制御に基づく構造機能材料設計―多様な格子欠陥、界面、相界面が果たす重要な役割―)
原子レベルの結晶構造から、ナノ~ミクロ~マクロにわたる格子欠陥、異相界面、結晶粒界などの組織因子まで、マルチスケールにわたる材料の構造全体をアーキテクチャーとして捉えて構造機能材料の設計原理を考える。格子欠陥や相界面は結晶性材料の物性に基づく機能特性の発現原理と密接に関連し、これらの巧みな制御によって材料の物性を最適化して性能の効果的な向上を狙う。つまり格子欠陥と相界面の精緻な解析に立脚して制御手法を確立することがブレークスルーに繋がり、材料設計と製造プロセス開発において重要な役割を果たす。多彩な異なる種類の材料を対象として、格子欠陥や相界面に焦点を合わせ、類似と相違をアナロジーで体系化する切り口で個々の材料に関する理解を深め、最終的には広範な専門分野に共通する基礎学理を再認識して理解を深めることが本特集号の目的である。例えば、拡散と輸送現象はアーキテクチャーと密接に関連して律速過程や制御因子として重要である。対象は多岐にわたり、構造材料における空孔・転位・面欠陥、界面・結晶粒界を介した強度と延性、耐熱合金における高温クリープ変形機構、組織形成における凝固・析出・相変態・核生成と成長・粗大化、導電性材料とデバイスにおける電子・イオン・フォノンの輸送特性、生体材料における構造の配向と集合組織の形成、超弾性・形状記憶合金における界面易動度と回復ひずみ、磁区の易動度と材料に及ぼす外部磁場効果、精錬における酸化還元プロセスにおける物質移動、合金状態図・平衡論・速度論など、枚挙に暇がない。構造用材料と機能性材料、金属・合金とセラ ミックスなど材料の既成の枠組みに捕らわれず、異なる専門分野の垣根を越えた論文の投稿を期待する。
Topics:
Crystal structure, Microstructure, Lattice defect, Interface, Interphase boundary, Grain boundary, Dislocation, Vacancy,
Diffusion, Physical properties, Chemical Properties
上記テーマに関する特集を、Materials Transactions67巻8号(2026年8月発行)に予定しております。多数ご投稿下さいますようお願いいたします。
掲載予定号:第67巻第8号(2026年)
原稿締切日:2026年2月2日(月)
- 投稿に際しては、日本金属学会欧文誌投稿の手引・執筆要領(本会Webページ)に従うこと。
- 通常の投稿論文と同様の審査過程を経て、編集委員会で採否を決定する。
- 著者は、投稿・掲載費用をご負担願います。
問合せ・連絡先:
(公社)日本金属学会欧文誌編集委員会
〒980-8544 仙台市青葉区一番町 1-14-32
TEL:022-223-3685
FAX:022-223-6312
E-mail: sadokujimm.jp