日本金属学会

産学協創研究会(活動中の研究会)

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カーボンニュートラル研究会

代表世話人

氏 名所属・役職連絡先
三浦 誠司北海道大学・教授TEL:011-706-6347, FAX:011-706-6347, E-mail:miura[at]eng.hokudai.ac.jp

世話人

No.氏 名所 属役 職
1成島 尚之東北大学教授
2細江 晃久 住友電気工業株式会社部長     

構成員

No.氏 名所 属役 職
1松岡 由貴奈良女子大学准教授
2戸田 佳明物質・材料研究機構主幹研究員
3白土 優大阪大学准教授
4阿部 世嗣電磁材料研究所主席研究員
5及川 勝成東北大学教授
6井 誠一郎物質・材料研究機構主幹研究員
7戸高 義一豊橋技術科学大学教授
8岸田 恭輔京都大学准教授
9林 重成北海道大学教授
10八重 真治兵庫県立大学教授
11齊藤 敬高九州大学准教授
12上田 正人関西大学教授
13野村 直之東北大学教授
14廣澤 渉一横浜国立大学教授
15船川 義正JFEテクノリサーチ 専門技監(参与)
16石川 和宏金沢大学教授
17橋本 直幸北海道大学教授
18吉見 享祐東北大学教授

活動目的

 COP26で明らかになったように、現今の温暖化対策は環境問題から経済問題に遷移し、ポリシーの対立から、CO2削減への国家間の社会的・工学的解決策の競い合いとなっている。ここで求められている答えは、単に工学的課題を満足させるばかりではなく、例えばエネルギー価格の高騰などを通じて日々の生活に影響を与えるという負の側面を露呈しつつも、社会の潮流としてエネルギー産業への投資方針の大きな変化が雪崩を打つかのように進行している。金属学・材料科学はこれら課題に対し、工学的側面から大きな責任を有していると言わざるを得ないが、ESGなど社会的な責任もそこに含まれることは明白であるものの、個々の研究者の知識・理解はこれに立ち向かうにはあまりに不足していると言わざるを得ない。
 年単位で研究を進める材料科学のフィールドにおいて、どのような方向・方針を妥当と判断すべきか、そのための根拠を研究者が個々に取捨選択し、その矛盾点も含めて分析することは困難であるが、産・官・学での共創によってこれらの解決を図るためには、社会全体での潮流を理解した上での、関連各分野を横断するような形での問題点の洗い出しやその根拠となる各種のデータの採取と提示、その上での矛盾点の理解と克服に向けた検討が必要と考えられる。既に我が国を含め各国では種々のロードマップが提案されており、本研究会ではこれらを基礎として大域的な構造と問題点を洗い出し、各分野の専門家間の討論によって金属学・材料科学で解決できる問題へと落とし込み、これらを春秋の講演大会シンポジウムや学会HP、まてりあなどを通じて報告することでこの複雑な問題への会員の理解向上、各種プロジェクト立案の基礎となし、さらにはそれを通じて学生や周囲の社会人のレベルアップを目指すことで、解決に向けた日本発の材料科学研究に繋げることを目指したい。

活動期間(1期4年)

2022年 4月〜2026年 3月

活動計画

初年度は次期に繋げるための1期4年の期間内での到達点設定に費やし、その後、目的達成のために年度毎の計画を修正していく。
      ・初年度は産・学を主体とした金属学会会員で検討を開始する。構成員を中心とした検討会兼勉強会を四半期毎に実施することとし、種々の検討に必要な情報探索については外部機関委託も視野に入れる。
      ・明らかとなった問題点を検討するために材料科学外の産・官・学からの構成員を順次増員し、特別講演やパネルディスカッションを通じて会員へのフィードバックを図る。

活動案

No.名 称内 容時 期
1シンポジウムパネルディスカッション、特別講演を中心としたシンポジウム秋期大会(期間内4回)
2検討会兼勉強会研究会内部での、資料分析報告と討論を主としてオンライン会議形式で行う。四半期毎
2マテリア報告掲載検討会の報告年一回

予算

項 目内 容時 期金額(円)
講師謝礼・旅費シンポジウム特別講演への謝礼と旅費支出秋期大会(4回)20万円×4回
調査費シンクタンクなど外部機関への調査依頼100万円
会議費・通信費会場借り上げ費用、ZOOM費用など20万円
200万円

リンク

■ 研究会構成員情報共有サイト(構成員限定)

構成員の共有情報のためにファイルのアップロードとダウンロードが可能です。
構成員限定です。利用にはIDとPWが必要です。

入会・会員

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