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日本金属学会
(にっぽんきんぞくがっかい・JIMM)
講演大会とは?
日本金属学会では年に2回の講演大会を実施し、春は関東において、秋には関東以外の全国各地にて開催しています。
プログラムの1日目は学生によるポスターセッションを行い、2日目から4日目には各分野ごとに、学生を含む様々な研究者が口頭発表を開催するほか、企画シンポジウムや企業による装置などの展示会も同時に行われます。
ポスターセッションとは研究結果をポスター1枚にまとめ、ポスターの前で研究発表をすることです。ポスターを作成する過程で、自らの研究内容をわかりやすくレイアウトしたり、伝わる図を工夫するスキルが身につき、さらに発表の機会を増やし、自分の研究をわかりやすく伝え、質問への対応力の訓練ができるためプレゼンテーションスキル向上の場となります。
大学生のほかに、高校生や高専生も参加し、研究発表の場としています。高校生たちにとっては、専門的な知識を持った学生や教員、研究者に対して、自分たちの研究を発表する貴重な場となります。
日本金属学会では高校生の参加を積極的に推奨し、年々参加者は増加しています。高校生としては、ハイレベルな研究や実験に取り組んでいたり、実際に製作した装置などを持ってくるなどの工夫を凝らした発表も見られます。
また、熱気のあるポスターセッション会場での発表のほか、オンラインでのポスター発表も開催しています。
高校生の皆さんが日本金属学会のポスターセッションにてポスター発表をする機会を創出することで、「伝えることの重要性」「研究の醍醐味」を体感いただき、「志を同じくする研究者との出会い」や「専門家によるアドバイス」を通じた未来の研究者の育成を目指しています。