春期講演大会開催報告
2023年3月7日から10日、第172回春期講演大会が東京で行われ、1200名以上の方にご参加いただきました。
初日の3月7日は東京都立産業貿易センター浜松町館にてポスターセッションが行われ、研究者、大学生や大学院生からのポスター発表のほか、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されている高校等も参加し、高校生たちによるポスター発表も行われました。
会場は多くの来場者と発表者による熱気につつまれ、するどい質問や活発な議論が交わされました。
ポスターセッションの様子
高校生によるポスターセッション
8日から10日は東京大学駒場Ⅰキャンパスで行われました。8日には開会式が行われ、中野会長による挨拶にはじまり、招待した韓国金属材料学会のJe-Hyun Lee会長による挨拶の後、学会賞、技術賞、谷川・ハリス賞、功績賞、研究技能功労賞が各受賞者に贈呈されたほか、名誉員推戴式やフェロー認定式が行われました。
贈呈式終了後、学会賞を受賞した三島良直 日本医療研究開発機構理事長・東京工業大学名誉教授による学会賞受賞記念講演と、高梨弘毅 日本原子力研究開発機構発機構先端基礎研究センター長による本多記念講演が行われました。
贈呈式と記念講演
口頭講演の様子
企業主催のランチョンセミナー
男女共同参画 ランチョンミーティング
8日の午後からは口頭講演が13の会場に分かれて行われ、一般講演講演のセッションほか、4つのテーマのシンポジウムが開催され、講演が行われました。会場では、講演時間中だけでなく、休み時間にも議論や情報交換をしている姿が多く見かけられ、対面開催ならではの活気にあふれていました。
企業による学生向けのキャリアサポートセミナーや研究者向けに企業によるランチョンセミナーがランチタイムに行われたほか、第17回男女共同参画ランチョンミーティングが男女共同参画委員会日本金属学会と日本鉄鋼協会の共催により開催され、研究生活と結婚、子育てについて京都大学大学院工学研究科の吉田周平助教が話されました。
また、15日には高校生・高専学生によるオンラインポスターセッションが行われました。