オンデマンド配信
オンライン教育講座：
弾性異方性の考え方
（配信：2024年6月3日(月)～6月30日(日)）

　多くの力学特性や組織変化の基本的要因の一つである弾性異方性の基本的な考え方とその利用例を講義する。結晶構造の対称性と物性、巨視的な弾性と微視的な弾性の関係、弾性定数の測定方法、組織形成と弾性異方性について基礎から解説を行います。

講師紹介

神戸大学教授　田中 克志先生
1986年3月大阪大学基礎工学部物性物理工学科卒業、1991年3月大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程修了、同年3月工学博士(大阪大学)。同年4月京都大学工学部助手。2002年10月香川大学工学部助教授。2005年4月京都大学大学院工学研究科助教授。2007年4月同准教授。2010年10月神戸大学大学院工学研究科教授、現在に至る。　

［コーディネーター］
物質・材料研究機構グループリーダー　上路 林太郎

カリキュラム

　1時限目：巨視的な弾性（フックの法則の一般化から対称性の影響まで）
　2時限目：微視的な弾性（そもそもなぜ弾性が生じるのか原子間結合から考える）
　3時限目：実在する結晶の弾性定数（金属から半導体までどのように弾性的特徴があるのか）
　4時限目：弾性定数の測定方法いろいろ（異方性があると測定するのも一苦労）
　5時限目：弾性異方性に寄与する力 （何が異方性の大きさを左右するのか）
　6時限目：弾性異方性が組織形成に及ぼす影響（固相反応の多くが弾性異方性の影響を受けている）
　

視聴期間

2024年6月3日(月)～6月30日(日)

視聴方法

オンデマンド配信システムUIshareから視聴いただきます。
資料は同システムのウエブサイトからダウンロードいただけます。
視聴方法および資料のダウンロードの方法は受講申し込み者にメールで案内します。

受講料

（本会維持員会社社員、協賛学協会会員は会員扱い。学生は会員、非会員の区別なし）
※本年度開催のオンライン教育講座を複数申込される場合、2講座目からは割引料金となります。

申込方法

WEB申込： https://www.jim.or.jp/seminersymposium/

申込締切： 2024年6月10日（月）

受講料支払方法：
①カード決済、②コンビニ決済、③銀行振込

問合せ先：
（公社）日本金属学会　セミナー・シンポジウム係
〒980-8544　仙台市青葉区一番町1-14-32
E-mail：meeting[at]jimm.jp
TEL 022-223-3685　FAX 022-223-6312

協賛予定

エネルギー資源学会、応用物理学会、金属材料研究開発センター、軽金属学会、軽金属製品協会、合金状態図研究会、資源・素材学会、自動車技術会、ステンレス協会、素形材センター、電気化学会、電気学会、日本アルミニウム協会、日本MRS、日本化学会、日本ガスタービン学会、日本機械学会、日本材料科学会、日本材料学会、日本磁気学会、日本セラミックス協会、日本塑性加工学会、日本チタン協会、日本鋳造工学会、日本鉄鋼協会、日本物理学会、日本分析化学会、粉体粉末冶金協会