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オンライン教育講座

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日本金属学会ではwith/postコロナ時代を見据えたセミナーやシンポジウムのあり方を検討し、会員向けサービスの向上や若手や学生の教育・育成を目的とした基礎教育講座を2022年度より完全オンラインで始動いたしました。本会で刊行した教材や会報「まてりあ」に掲載された講義ノート・入門講座・解説記事などを有効に活用し、本会フェローや著名な研究者らによる講義をシリーズで開催いたします。
 また、当日に受講できない方や理解を深めたい受講者の方のために、開催後に講義録画のオンデマンド配信を予定しています。受講申し込み者は追加料金なしに視聴できます。

【2022年度オンライン教育講座 実施報告書】

1. 電子顕微鏡と格子欠陥の基礎(開催日:2024年6月19日(水)、20日(木))

講師:愛知工業大学客員教授、名古屋大学名誉教授 坂 公恭
コーディネーター:名古屋工業大学准教授 宮崎 秀俊
◎本講座では電子顕微鏡による格子欠陥の解析を行うための回折コントラストについて、結晶学の基礎から電子顕微鏡による格子欠陥の実際の観察例までやさしく解説する。難解な数学は一切用いずに格子欠陥の回折コントラストに迫る。

3. マルチスケール材料科学(開催日:2024年10月28日(月)、29日(火))

講師:北海道大学名誉教授 毛利 哲夫
コーディネーター:東北大学特任准教授 寺田 弥生、物質・材料研究機構 主幹研究員 井 誠一郎、物質・材料研究機構 主幹研究員 戸田 佳明
◎材料の多様な強度・機能の発現の背後には、電子の挙動に端を発し、原子が配列され、内部組織/微細組織の形成に至るマルチスケールの過程が存在します。この過程においては、ミクロなスケールの情報は、それよりもスケールの大きな領域では平均化をされていくことになります。しかし、この平均化は単純な平滑化ではなく、有為な情報の集約と伝達の過程です。原子間相互作用、原子配列の相関、格子の歪、格子振動、内部組織の形成、これらの素過程と、これらを繋ぐ粗視化を記述する材料科学の理論と計算材料科学の手法を講じます。

4. 構造材料(2) 非鉄材料編(開催日:2024年11月28日(木)、29日(金))

講師:金沢大学名誉教授 門前 亮一、大阪大学特任教授、東北大学名誉教授 新家 光雄、東京工業大学(現、東京科学大学)名誉教授、㈱神戸製鋼書顧問 里 達雄、長岡技術科学大学教授・学長 鎌土 重晴
コーディネーター:熊本大学教授 山崎 倫昭、JEFテクノリサーチ㈱経営企画部長 船川 義正
◎鉄および鋼以外のすべての金属を非鉄金属といい、数えきれないほどの種類の非鉄金属が活用され、現代社会を支えています。本講座では、代表的な非鉄金属である、銅合金、チタン合金、アルミニウム合金、マグネシウム合金について基礎から解説を行います。

2. 結晶学の基礎(開催日:2025年2月6日(木)、7日(金))(開催延期再案内)

講師:早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構客員教授、京都大学名誉教授 松原 英一郎
コーディネーター:㈱ プロテリアル部長 西内 武司
◎本講座では、一定の周期で配列した原子あるいは分子からなる物質の構造、すなわち「結晶構造」を理解する上で必要な知識と、この結晶構造を明らかにするための最も一般的な実験ツールであるX線回折について学びます。

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これまでに開催したオンライン教育講座をオンデマンド配信します。
配信期間中は好きな時間に聴講できます。

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