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多重投稿を防止するための論文作成のガイドライン
1.3. (3)論文の種類の具体例
多重投稿の対象論文の種類 | 例 | 多重投稿判断 | 注意事項等 |
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原著論文 | 冊子体ジャーナルおよび電子ジャーナルに投稿した原著論文 | 対象とします。 | 多重投稿とみなされないためには適切な引用が必要です。論文投稿時に、本会への投稿論文と重複が多い論文の写しの提出が必要です。概ね1/3以上の重複がある場合、多重投稿と見なされる可能性があります。 |
非公開刊行物(not open to the public publication)に投稿した論文 |
非公開刊行物に該当する例: ・ISBN番号・ISSN番号のない冊子体刊行物 ・国立国会図書館で保管されていない国内刊行物 ・所属組織内の研究報告書 ・ウェブ上に公開されていない電子媒体刊行物 |
対象としません。 | 投稿時にウェブ上に公開されていてその後非公開になった電子媒体刊行物は対象になります。 |
公開範囲限定刊行物(limited circulation)に投稿した論文 |
公開範囲限定刊行物に該当する例: ・ISBN番号・ISSN番号のない国際会議 Proceedings ・参加者のみに配布される研究会および講演会の資料 ・修士論文、学士論文 |
原則として、対象としません。 | 多重投稿とみなされないために適切な引用が必要な場合があります。 |
原著論文に該当しない公開刊行物に投稿した論文 |
原著論文に該当しない公開刊行物の例: ・国内講演大会の概要 ・国際会議・国際シンポジウムのabstract(2頁を超えるLong Abstractは除きます) ・科学研究費等競争資金報告書 ・博士学位論文 ・本会の研究会報告書、支部事業報告書等 |
原則として、対象としません。 |
原著論文に該当しないかどうか不明な場合等、適切な引用が必要な場合があります。 国際会議・国際シンポジウムのabstractは、論文投稿時に、本会への投稿論文と重複が多い論文の写しの提出が必要です。 |
原著論文に該当する可能性がある公開刊行物に投稿した論文 | 日本金属学会誌またはまてりあ掲載論文を、掲載後2年以内にMaterials Transactions誌に投稿した論文およびその逆 | 本会規程により例外的に認められます。 | 著者は論文投稿時に、元の既掲載論文の写しの提出が必要です。元の既掲載論文情報を脚注に表示します。 |
プレプリントサーバーに公開された論文 | 原則として、対象としません。ただし、編集委員会で個別に検討する場合があります。 | 適切な引用が必要です。 著者は論文投稿時に、プレプリントサーバーに公開された論文の写しの提出が必要です。論文が掲載可と判断された場合、著者は論文の公開後にプレプリントを更新し、公開された論文へのリンクを含める必要があります。 論文投稿後に同じ内容をプレプリントサーバーに公開する場合は、本会への報告が必要です。 論文採択後に同じ内容をプレプリントサーバーに公開することは認められません。 ※リポジトリ等への転載については本会著作権規程に従うこと。 |
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原著論文とみなせる論文を含む企業の技報、大学の紀要等の刊行物に投稿した論文 | 編集委員会で個別に検討します。 | 適切な引用が必要です。 論文投稿時に、本会への投稿論文と重複が多い論文の写しの提出が必要です。 |
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国際会議のProceedingsに投稿した論文 | 編集委員会で個別に検討します。 | 適切な引用が必要です。 論文投稿時に、本会への投稿論文と重複が多い論文の写しの提出が必要です。 |
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国際会議のProceedingsのみを掲載する刊行物(学術誌)に掲載された論文 | 対象とします。 | 適切な引用が必要です。 論文投稿時に、本会への投稿論文と重複が多い論文の写しの提出が必要です。 概ね1/3以上の重複がある場合、多重投稿と見なされる可能性があります。 |