日本金属学会誌
投稿の手引き
(1) | 和文であり、未掲載および他のジャーナルに投稿中でないことかつオリジナリティがあること(日本金属学会誌審査及び査読規程に定める範囲において、重複を認める場合がある)。 |
(2) | 金属とその関連材料の学術および科学技術の発展に寄与するものであること。 |
(3) | 投稿規程に合致するものであること。 |
(4) | 軍事研究であると判断される内容を含んでいないこと。 |
(5) | 別に定める執筆要領に準拠して作成された原稿であること。 |
(6) | 論文の著作権を本会に帰属することに同意すること。 |
(7) | 研究不正行為および研究不適切行為をしないことならびに研究不正行為をした場合は 本会の定めるところにより処分を、 研究不適切行為をした場合は本会の定めるところにより措置を受けることに同意すること。 |
(8) | 投稿原稿を作成する基となった生データ、実験・観察・研究ノート、実験試料・試薬等の研究成果の事後の検証を可能とするものを論文掲載後5年間保存することに同意すること。 |
1. 日本金属学会誌 に投稿可能な論文
(1) | 学術論文(10頁以内) |
金属及びその関連材料の理論、実験並びに技術などに関する学術上の成果を報告し、考察した原著論文で、科学・技術的に質の高い、新規な興味ある内容(結果、理論、手法等)が十分含まれている論文。 Materials Transactions のRegular ArticleにWeb掲載後2年以内であれば、著者および内容が基本的に同一の場合に限り、和訳した論文を投稿できる。 その事を脚注に明記する。 ただし査読の結果、返却もあり得る。 なお、著者が迅速掲載を希望し、追加費用を負担する場合は、査読期間の短縮を含め、迅速掲載のための処理を行う。 |
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(2) | 速報論文(4頁以内) |
速報を要する短い論文。すなわち、新規性のある研究成果、技術開発に関する新知見、新アイディア、提案等。最短2週間で審査を完了する。Materials Transactions のRapid PublicationにWeb掲載後6カ月以内であれば、著者および内容が基本的に同一の場合に限り、和訳した論文を投稿できる。その事を脚注に明記する。ただし査読の結果、返却もあり得る。 | |
(3) | レビュー(原則15頁以内) |
各専門分野の研究開発の背景や最近の状況および今後の展望等について、重要な文献を引用して、各専門分野の専門家のみならず他分野の専門家や学生等も対象に、 その概要を公正にかつわかりやすく解説する論文。 Materials Transactions にWeb掲載後2年以内であれば投稿ができる。その事を脚注に明記する。 また、Materials Transactions 掲載論文と異なる部分がある場合は、その事を脚注に明記する。なお、論文題目中に「レビュー」等を含めることが望ましい。 刷上りが15頁を超えると見込まれる場合は、査読の際、内容と分量の妥当性についても審査を行う。 |
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(4) | オーバービュー(原則15頁以内) |
単なる一般的な review ではなく、執筆者独自の考えに立って review し、取り上げた問題点の中において自説の位置付けを明確にした論文。 ただし、事前に「タイトル」「氏名」「要旨」を編集委員会に提出し、了承を得た後、投稿する方式とする。 Materials Transactions にWeb掲載後2年以内であれば投稿ができる。 その事を脚注に明記する。また、Materials Transactions 掲載論文と異なる部分がある場合は、その事を脚注に明記する。なお、論文題目中に「オーバービュー」等を含めることが望ましい。 刷上りが15頁を超えると見込まれる場合は、査読の際、内容と分量の妥当性についても審査を行う。 |
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(5) | 技術論文(10頁以内) |
金属及びその関連材料の実験技術、製造技術、設備技術、利用技術など、技術上の成果、基準、標準化、データベースなど、及び関連する事柄の調査、試験結果を報告した原著論文。 Materials Transactions にWeb掲載後2年以内であれば、著者および内容が基本的に同一の場合に限り、和訳した論文を投稿できる。その事を脚注に明記する。 ただし査読の結果、返却もあり得る。 |
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(6) | 最近の研究動向(10頁以内) |
特集企画や受賞論文等を対象にした最近の研究動向について、関連論文を引用し、Graphical Abstract等を利用しながらその概要をわかりやすく紹介する論文。 | |
(7) | オピニオン(2頁以内) |
日本金属学会誌に掲載された論文に対する意見、討論またはそれに対する著者からの回答とする。 科学・技術的な発展に貢献できる内容であること。 |
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(8) | その他理事会で決議した分類 |
2. 研究不正行為および研究不適切行為の禁止
日本金属学会誌への投稿に際して、本会の「事業に係るミスコンダクト対応規程」(以下、「ミスコンダクト対応規程」という)および
「学術誌の不正行為対応規程」(以下、「不正行為対応規程」という)に定める不正行為をしてはならない。
また、本会のミスコンダクト対応規程に定める不適切行為をしてはならない。
多重投稿を防止するための論文作成のガイドラインに例示するように、企業の技報、大学の紀要、原著論文に該当しない公開刊行物に投稿した論文、国際会議・国際シンポジウムのAbstractおよびISBN番号・ISSN番号のない国際会議Proceedingsなど
のような公開範囲限定刊行物に投稿中、または掲載済みの論文と重複した内容を持つ論文を投稿する場合は、その旨を明記の上、当該資料を添付し、
編集委員会による多重投稿該当有無の判定を受けなければならない。
掲載された論文の内容の責任は著者にあるので、掲載内容に関してミスコンダクトの疑義が生じた場合の説明責任は、著者にある。
研究不正行為が判明した場合には、不正行為対応規程および本会の「事業に係るミスコンダクトに対する処分及び措置規程」(以下、「ミスコンダクト処分及び措置規程」という)
に基づいて、除名(著者が本会の会員の場合)、一定期間の投稿および委員委嘱等本会における研究活動の禁止、不正行為の会告、当該論文の撤回等の処分をする。
研究不適切行為が判明した場合には、ミスコンダクト対応規程およびミスコンダクト処分及び措置規程に基づいて、措置をする。
3. 著作権規程
4. 投稿方法
日本金属学会誌への投稿論文は全て予備登録(https://data.jim.or.jp/cgi-bin/jim/jentrytest1.cgi)を済ませてから、
下記いずれかの方法にて原稿を提出する。
英文掲載済み論文の和訳論文の場合には、英文掲載済み論文PDFも送付する。
- 予備登録後に通知されるアドレスにアクセスしてWeb上でPDFファイルを送付する。
- E-mailに PDF ファイルを添付して日本金属学会事務局(sadoku[a]jimm.jp)宛てに送信する。
- オリジナル原稿とともに原稿ファイルの入ったディスクを郵便で送付する。
なお、1、2についてはテキスト部分・図・表をすべて1つのPDFファイル(査読用)にまとめる。
図は、査読用に解像度を落としてPDF化する(5MB 以内)。
また、印刷用にPDFファイル以外の下記のファイル形式のものを作成し、提出しなければならない。
(この他、新しいソフトウェア・形式への対応が可能になった場合は、その都度追加する)。
査読用PDFファイル (テキスト部分・図・表) |
印刷用ファイル (本文・図全て/下記*) |
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投稿時 | ○ | × |
修正原稿提出時 | ○ | △ |
掲載通知時 | × | ○** |
① |
本文 テキストファイル MS-WORDファイル(図面を含めることが望ましい) LATEX ファイル |
② |
図・表 Adobe Illustrator(CS~CS3は、10形式での保存が望ましい) PSD(フォトショップ形式。全てのレイヤーを統合した状態で) EPS(PostScriptレベル1互換のみ) PICT(Macintoshのみ) JPEG(低圧縮、高解像度) TIFF PNG GIF(透明OFF、全ての色を割り当てる) Microsoft PowerPoint PDF(画像ダウンサンプル及び圧縮なし、全てのフォントを埋め込む) |
<<ディスク送付の場合の注意>> | |
ディスクはPC(MS-DOS)フォーマット(CD-RはISO9660フォーマット)とし、 編集に用いたソフト名・ソフトのバージョンを記入すること。 **修正原稿提出時に印刷用ファイルを提出している場合には不要 | |
注) |
印刷用ファイルが提出されないと掲載が遅れるので、必ず提出する。 査読用PDFファイルと印刷用ファイルの内容は同一のものでなければならない。 2つのファイルに相違が生じた場合、著者は速やかに事務局に申し出ること。 申し出がない修正箇所は校正刷りに反映されないことがある。 |
5. 投稿論文の編集手順
(1) | 受付月日(Received Date)はオリジナル原稿が日本金属学会に到着した日とする。 |
(2) | 受理日(Accepted Date)は掲載可と判定された査読結果が日本金属学会に到着した日とする。 |
6. 審査
投稿された論文は英文による発表の有無にかかわらず、会誌編集委員会の独自の審査を経て 会誌に掲載される。
したがって、編集委員会から原稿の修正を求められ、あるいは返却されることがある。修正を求められた論文で定められた期限を過ぎて再提出された場合には、改めて投稿されたものとみなす。
また、期限以内に再提出された原稿でも、内容変更程度によっては、編集委員会から受付月日の変更を求められることがある。
原 稿 区 分 | 修正期間 (返送日から) |
---|---|
学術論文、技術論文、レビューおよびオーバービュー | 20日以内 |
学術論文(迅速掲載)および オピニオン | 15日以内 |
速報論文 | 7日以内 |
編集委員会が論文の掲載を決定した時はその旨を著者に通知する。
編集委員会が掲載不適当と決定した論文は、その理由を付して著者へ返却の通知をする。
再投稿する場合には、掲載否の理由について修正し、回答を添えて修正原稿とともに提出する。
(1) | 初校は著者の責任で行う。著者校正は原則として 1 回とする。 |
(2) |
原則として誤植の修正に限る。ただし明らかな誤りでやむを得ず修正の場合はこれを認める。 図表の修正は 1 枚当たり1,100円(税込)負担とする。 |
7. 投稿者負担金
1. |
投稿・掲載費用は、無料とする。(別刷の寄贈はありません。) ただし、オーバービュー、レビューの刷上り頁数が15頁を超えた場合は、16頁目以降について1頁あたり税込16,500円を著者が負担する。 |
2. |
カラー図表の掲載費用は、無料とする。 ※オンラインジャーナルのみ(冊子および別刷は、すべてモノクロ表示)。 |
3. | 学術論文の迅速掲載費用:11,000円(税込) |
4. | 別刷購入希望の場合は、別途費用を負担する |
5. | 別刷に表紙を希望する場合は別途 11,000円(税込)を負担する。 |
4頁以内 | 5頁 | 6頁 | 7頁 | 8頁 | 9頁 | 10頁 | |
1セット(50部) | 7,700円 | 8,800円 | 9,900円 | 11,000円 | 12,100円 | 13,200円 | 14,300円 |
8. 原稿の取り下げ
(1) | 取下げる場合は、文書で申し出る。 |
(2) | 組版終了後、著者都合による原稿取り下げの場合は、組版代を負担する。 |
9.公開後の論文訂正
(1) | 公開後の論文訂正は、著者の申し出により Erratum として訂正記事を掲載する。 |
(2) | 著者の都合による論文訂正は、1記事あたり22,000円(税込)の掲載料を著者が負担する。 |
10. 問合先
〒980-8544 | 仙台市青葉区一番町一丁目14番32号 |
フライハイトビル 2F | |
公益社団法人 日本金属学会会誌編集委員会 | |
TEL (022)223-3685 FAX (022)223-6312 | |
E-mail:sadoku[a]jimm.jp ※[a]は@に置き換えてください。 |