日本金属学会

身の回りの金属を知ろう

金属は身近なところで活躍しています。
身の回りに溢れている金属製品について、知っているようで知らない事がたくさんあります。
どこでどんなふうに活躍しているか、身の回りの金属について知ってみませんか?

金属が製品になるまで

vol.1銅箔はどうやって作るの?

  • 資源開発
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    資源開発

    南米をはじめとした海外の銅鉱山で鉱石の採掘を行います。採掘した鉱石の銅分を濃縮し、銅品位30%程度の銅精鉱とした後、日本へと輸送します。

  • 金属精錬および鋳造
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    金属精錬および鋳造

    銅品位が30%程度の銅精鉱から純度99.99%以上の銅地金を製造します。

    その後、銅地金を長さ4、5m、厚さ200mm程度のインゴットと呼ばれる塊に加工します。

  • 電気銅
    電気銅

    製錬でできあがる純度99.99%の銅塊。

  • インゴット
    インゴット

    電気銅を溶かして更に鋳造したもの。

  • 熱間圧延(ねっかんあつえん)
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    熱間圧延(ねっかんあつえん)

    加熱したインゴットをロールで圧力を加えて板厚200mm程度から10mm程度まで薄くします。

  • 冷間圧延(れいかんあつえん)
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    冷間圧延(れいかんあつえん)

    常温にて、材料に張力を加えながらロールで圧力を加えてさらに薄くします。

  • 切断
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    切断

    圧延して薄くなった材料を製品にあった大きさに切断します。

  • 銅箔の完成!
    銅箔の完成!

    製造された銅箔はパソコンなどの電子機器を中心に利用されています。

もっと金属について詳しく知りたい方はコチラから

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