日本金属学会

身の回りの金属を知ろう

金属は身近なところで活躍しています。
身の回りに溢れている金属製品について、知っているようで知らない事がたくさんあります。
どこでどんなふうに活躍しているか、身の回りの金属について知ってみませんか?

現場の声

大学ではどんなことを勉強するの?
vol.1東北大学 大学院工学研究科 吉見研究室 山本詩歩さん

東北大学 大学院工学研究科 吉見研究室
Q1.材科学系に進んだきっかけはなんですか?
『超高温材料』という言葉のかっこよさに惹かれたことが材料学系、特に金属学系に進んだきかっけです。
Q2.大学ではどのようなことを学んでいるのですか?
大学では、基礎学問から、材料に関する専門的なことまで色々と学んでいます。大学4年生の時に研究室に配属になるので、そこで初めて研究テーマが決まり、未知の世界を研究していきます。
Q3.何を研究しているのですか?
どの航空機にもエンジンが搭載されています。航空機エンジンの中で一番厳しい環境に晒されているのは、タービンブレードと呼ばれる部分です。 このタービンブレードに使用されている材料を新規材料にしようということで、日々奮闘しています。 実際には、溶解炉という機械を用いて合金を作製し、その合金の性能を調べるための試験をしています。 自分が作製した合金が、もしかしたら航空機のエンジン部に使用されるかもしれない!!と考えたら、夢のような感じがしてワクワクしています!!
Q4.研究室での一日は?
自分の計画で研究を進めていくので、実験で一目が過ぎて行きます。自分の実験をしたり、後輩に教えたり、その内容は様々です。
Q5.授業や研究以外はどのように過ごしていますか?
研究室対抗のスポーツ大会があるので、そのための練習をしたり、研究室の仲間でお昼にカレーを食べに行ったり・・・個人的には、休日は家でボーッとするか、たまにドライブに行ったりします。
Q6.子供の頃、将来何になりたいと思っていましたか?
小さい頃は特にこれといってなりたかったものはなかったのですが、走ること(長距離)が好きだったので、マラソン選手になれるかな?一一くらいでした。
Q7.今現在、将来何をしたいと思っていますか、どこで働きたいですか?
社会人として、大学院に通っています。ですので、学位取得後は、仕事に戻り、最終的には社内の研究開発系の分野に配属されると思います。そこで、航空機に携われる部署に配属されれば、文句なしです。
Q8.高校で勉強をしておくとよい科目は何ですか?
何よりも、国語は一番大切だと感じています。また、予想以上に体力勝負なので、部活等で体力をつけておくほうが良いと思います。
Q9.中高生の時の得意科目と不得意科目は何でしたか?
得意科目は数学。不得意科目は国語。

もっと金属について詳しく知りたい方はコチラから

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