日本金属学会

身の回りの金属を知ろう

金属は身近なところで活躍しています。
身の回りに溢れている金属製品について、知っているようで知らない事がたくさんあります。
どこでどんなふうに活躍しているか、身の回りの金属について知ってみませんか?

現場の声

大学ではどんなことを勉強するの?
vol.2東京工業大学大学院 総合理工学研究科 物質科学創造専攻 齋藤圭介さん

Q1.材科学系に進んだきっかけはなんですか?
科学でなら自分の力を存分に発揮できると考えたからです。小学校、中学校と運動の出来なかった私はクラスで活躍するという機会がまるでありませんでした。しかし、そんな私も理科と数学の成績だけはよく、この部門でなら自分の力を発揮し、活躍できると確信しました。このような考えから自分の活躍できるフィールドを求めて材料系に進みました。
Q2.大学ではどのようなことを学んでいるのですか?
金属材料に関する知識はもちろん、目標達成のためのプロセス設計、人に物事を伝えるための発表技術を学んでいます。
Q3.何を研究しているのですか?
形状記憶合金の組織形態について研究しています。研究においては、新しい知識を学んでいるとき、自分の予想と一致する実験結果を得られたときに楽しさを感じます。実験が失敗した時は辛いです。
Q4.研究室での一日は?
朝研究室に来たときはまず、その日やるべきことを整理し、1日の計画をたて、精神を集中させます。状況に応じてデータ整理や実験を行います。昼は同期と一緒に昼食をとり、実りのない話をしてリフレッシュします。午後からはまた研究を再開し、夕方6時半ころ学食で夕食をとります。その後また研究をして帰ります。
Q5.授業や研究以外はどのように過ごしていますか?
お菓子を食べたり、身体を動かしたりして気分転換しています。学校の運動施設や売店は多用しています。
Q6.子供の頃、将来何になりたいと思っていましたか?
マグロ漁師になりたいとおもっていました。港町出身なので地元の漁師の方をかっこいいと思っていましたし、マグロ漁師のマグロに夢を賭けて勝負しているところに魅力を感じていました。
Q7.今現在、将来何をしたいと思っていますか、どこで働きたいですか?
自動車会社に務め、自動車業界に革新をもたらしたいと思っております。今まで培ってきた材料の知識を活かし、自動車の可能性を追求していきたいです。
Q8.高校で勉強をしておくとよい科目は何ですか?
私は特に数学に力を入れて勉強していました。しかし、高校の科目は勉強しておけばすべて役に立つので、出来る限り多くの知識を取り入れたほうがいいです。
Q9.中高生の時の得意科目と不得意科目は何でしたか?
得意科目は数学、不得意科目は国語です。しかし、国語力は研究を行ううえでも非常に大事なのでもっと勉強しておけばよかったと感じています。

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