日本金属学会

身の回りの金属を知ろう

金属は身近なところで活躍しています。
身の回りに溢れている金属製品について、知っているようで知らない事がたくさんあります。
どこでどんなふうに活躍しているか、身の回りの金属について知ってみませんか?

現場の声

大学ではどんなことを勉強するの?
vol.3大阪大学大学院工学研究科 知能・機能創成工学専攻 萩原研究室 荒木晴香さん

大阪大学大学院工学研究科 知能・機能創成工学専攻 萩原研究室 荒木晴香さん
Q1.材科学系に進んだきっかけはなんですか?
私はもともと趣味で陶芸をやっており、その際、粘土や釉薬および焼成温度によって大きく作品が変化することを肌で感じ、こうした変化をもっと詳しく勉強したいと思い材料系に進みました。
Q2.大学ではどのようなことを学んでいるのですか?
主に無機物質である金属材料とセラミックス材料について学んでいます。
Q3.何を研究しているのですか?
現在日本において最も大きな問題の一つであるエネルギー問題の解決を目指し、新しい耐熱材料の開発を行っています。 実験で得られた結果について、その結果に至った理由を自分自身の力で考察し、次の研究課題を設定するプロセスがとても楽しいです。
Q4.研究室での一日は?
毎朝10時に登校し、夜18時まで実験を行います。その後、夕飯を食べた後、データの解析と次の日の実験計画を立てて、午後9時くらいに帰宅します。
Q5.授業や研究以外はどのように過ごしていますか?
土日の休日は主に趣味の陶芸や友人とのショッピングをして過ごしています。
Q6.子供の頃、将来何になりたいと思っていましたか?
新しいことを発見したり探求したりすることにとても興味があり、科学者か探検家になることが夢でした。
Q7.今現在、将来何をしたいと思っていますか、どこで働きたいですか?
来春より鉄鋼業界にて従事する予定です。できたら、これまで取り組んできた耐熱材料や輸送機用材料の開発を通じて環境問題解決につながる仕事に携わり、社会に貢献したいと思っています。
Q8.高校で勉強をしておくとよい科目は何ですか?
大学での研究においても、企業における活動においても、より広い情報の収集や世界に 向けた発信を行う上で、英語の習得がとても重要だと思います。
Q9.中高生の時の得意科目と不得意科目は何でしたか?
解法はいくつもあるのに、解は一つしかないことが興味深く感じられ、もっぱら中高生時代は数学と物理だけを中心に勉強していました。今思えばもっと他の科目も勉強しておけばよかったと思っています。

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