日本金属学会

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2011年秋期(第149回)大会記録

 2011年秋期大会は、11月7日から9日の期間、沖縄コンベンションセンターおよびカルチャーリゾートフェストーネを会場として初めて沖縄で開催した。講演発表件数は1,497題、大会参加者は1,890名であった。

11月7日 (9:00~17:00) 一般講演、公募シンポジウム講演、受賞講演(沖縄コンベンションセンターおよびカルチャーリゾートフェストーネ)
(17:00~19:00) ポスターセッション(展示場)
11月8日 (9:00~17:10) 一般講演、公募シンポジウム講演、受賞講演(沖縄コンベンションセンターおよびカルチャーリゾートフェストーネ)
(18:00~18:30) 各賞贈呈式(ロワジールホテル那覇)
(18:30~20:30) 懇親会(ロワジールホテル那覇)
11月9日 (9:00~17:00) 一般講演、公募シンポジウム講演、受賞講演(沖縄コンベンションセンターおよびカルチャーリゾートフェストーネ)
11月7日~11月9日 総合受付(沖縄コンベンションセンター 展示場)
付設機器・書籍等展示会、World Materials Day Award 展示(沖縄コンベンションセンター 展示場)
学術講演会 (11月7日~9日)
講演数 欠講 8件(講演番号:一般57、214、215、387、ポスター(S1.5)12、319、389、400)
最終講演件数は1,497件
公募シンポジウム講演8テーマ299題(基調講演45題含む)
一般講演526題(外国人依頼講演1題、技術開発賞受賞講演9題、功労賞受賞講演3題、学術貢献賞受賞講演9題、村上記念賞受賞講演1題含む)
ポスターセッション672題(奨励賞受賞講演6題、村上奨励賞受賞講演1題含む)
講演会場 13会場
参加者数 1,890名(一般965名、学生810名、非会員115名)
第17回ポスターセッション(11月7日)
 11月7日17:00~19:00の時間に沖縄コンベンションセンター展示場で672件のポスター発表が行われ、そのうち優秀ポスター賞にエントリーおよび審査対象となっている576件の内容・発表について審査が行われた。
 今回の秋期大会におけるメイン講演の一つであるポスターセッションは、展示場という大会場で行われ、発表者および聴講者で今までにない熱気に溢れていた。
 18時前後から、ドリンク販売および軽食のフリー提供も行った。
 翌8日に「優秀ポスター賞」受賞者60名をポスター会場に掲示し、受賞者特典として、希望者には、夕方に開催する懇親会へ招待した。(受賞者;1号3頁)
贈呈式(11月8日)
 各賞贈呈式はロワジールホテル那覇にて行われた。最初に会長の式辞があり、続いてミス沖縄のサポートのもと、会長から受賞者へ賞状賞牌贈呈があった。

熱気あふれるポスター発表風景

熱気あふれるポスター発表風景。
軽食をご用意しました

軽食をご用意しました。

第59回論文賞贈呈式 5編28名(組織部門 1編、力学特性 1編、材料化学部門 1編、材料プロセシング部門 1編、工業材料部門 1編)に対し賞状ならびに賞牌贈呈。引き続き第15回若手講演論文賞 3編3名に対し賞状贈呈。(受賞者;12号509頁)。
「若手講演論文賞」3編 3名に対し賞状贈呈。(受賞者;12号511頁)

第1回まてりあ論文賞 2編11名、第1回まてりあ啓発・教育賞 2編 2名に対し賞状贈呈。(受賞者12号511頁)

第34回技術開発賞贈呈式 9件40名に対し賞状ならびに賞牌贈呈。(受賞者;12号512頁)

第21回奨励賞贈呈式 6名(物性部門 1名、組織部門 1名、力学特性部門 1名、材料化学部門 1名、工業材料部門 1名、工業技術部門 1名)に対し賞状ならびに賞牌贈呈。(受賞者;12号514頁)

第9回功労賞贈呈式 3名(学術部門 2名、技術部門 1名)に対し賞状贈呈。(受賞者;12号516頁)

第9回学術貢献賞贈呈式 10名に対し賞状贈呈。(受賞者;12号516頁)

第8回村上記念賞贈呈式 1名に対し賞状ならびに賞牌贈呈。(受賞者;12号518頁)

第8回村上奨励賞贈呈式 2名に対し賞状ならびに賞金贈呈。(受賞者;12号518頁)

今回初めての試みとして優秀ポスター賞受賞者代表および第9回World Materials Day Award受賞者に賞状および賞金(World Materials Day Award のみ)を贈呈した。

落合会長の式辞

落合会長の式辞。
贈呈式

贈呈式。おめでとうございます。

懇親会(11月8日)
 那覇市内にあるロワジールホテル那覇ファンテジーにおいて開催した。参加者は269名(内当日参加60名)。

 懇親会は18時に行われた贈呈式に引き続き行われ、秋期大会実行委員長の新家光雄東北大教授の挨拶の後、沖縄観光コンベンションビューロー常務理事上運天昂氏の来賓挨拶があり、続いて岡田益男東北大名誉教授(現八戸工業高等専門学校校長)が乾杯を行った。

 当初、プールサイドでの宴会を予定していたが、雨天のため屋内の会場およびプールサイドのテントと2か所で開催した。

 酒造会社による泡盛の飲み比べコーナーなども人気であったが、三線演奏や沖縄伝統舞踊エイサーのアトラクション披露もあり、参加者は沖縄料理や泡盛とともに、懇談しながら盛会に楽しんでいた。

観客を魅了したエイサー

観客を魅了したエイサー。
プールサイドテントの様子

プールサイドテントの様子。

付設機器・書籍等展示会(第31回)
 11社から出展の協力を得た。各社のご好意に感謝いたします。展示会場がポスターセッションや総合受付、会員休憩所のある展示場であったため、大変多くの参加者がブースに足をとめていた。

託児室開設
 託児室は11月7日~9日の3日間の利用で、子供3名に対してシッター 2名体制のもと支障なく終了した。

第9回 World Materials Day Award
 材料系国際学協会連携組織であるIOMMMS(International Organization of Materials, Metals and Minerals Societies)では、World Materials Dayを制定し、本年は2011年は11月2日(水)に世界同時に、「材料に関する知識とその重要性を社会や若者に啓発する活動」に貢献があった学生を顕彰している。日本金属学会では、日本のみ11月8日(水)とし、次の方が授賞し、IOMMMSにはWorld Materials Day Award Winnerを推薦した。

第9回日本金属学会World Materials Day Award受賞者

World Materials Day Award Winner受賞
 「楽しみながら材料科学者の思考を身につけられるSTEM教育プログラムの開発と実践」

鈴鹿工業高等専門学校 伊藤友樹君

部門賞
第3部門:その他(材料教育プロジェクト、青少年対象の材料実験等)
鈴鹿高専サイエンスプログラム
 「身近に金属と触れあえる~世界に一つだけのオリジナルピュータークラフト~」

鈴鹿工業高等専門学校 有馬義貴

See you

【大会雑記】
 沖縄での講演大会開催は初めてとなる。
 2011年春期大会が東日本大震災の影響により中止となったことや沖縄という魅力ある土地での開催により、近年では2003年に北海道大学で開催に次ぐ講演発表数となった。
 講演は沖縄コンベンションセンター7会場および近隣施設のカルチャーリゾートフェストーネ6会場の13会場を使用した。
 沖縄の気候は、初夏のような汗ばむ気温で、空調対応およびクールビズで対応した。天候が変わりやすく、雨に見舞われたため、二会場間を行き来された参加者へはご不便をおかけいたしました。また、限られた会場数でなるべく多くの方に入場していただくため、シアター形式の会場スタイルだったため、机がなく参加者にはご不便をおかけしました。
 総合受付付近では、物産販売も行っていたが、特に最終日は多くの参加者がお土産を購入する姿が見受けられた。
 (今回クロークは設置しなかったが、混乱はなかった。)
 沖縄での金属学会講演大会開催に当たって、実行委員の皆様には準備当初より大変な努力と細かい配慮を頂き、そのご尽力により大会を盛会裡に運営することができました。お忙しい中を本会のために長期間お割き頂き、諸般について万端のご協力をいただいた実行委員各位に対しまして、衷心より厚くお礼申し上げます。

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