第151回秋期講演大会会場周辺のご案内
日本金属学会の秋期講演大会は、9月17日(祝・月)~9月19日(水)の3日間にわたり、日本鉄鋼協会と合同で愛媛大学城北キャンパスにて行われます。愛媛大学における開催は、1998年の第123回秋期大会以来、14年ぶりの開催となります。開催場所となります愛媛大学は、工学部、理学部、医学部、農学部、法文学部および教育学部の6学部並びに大学院7研究科(法文学、教育学、医学系、理工学、農学、連合農学、四国ロースクール(香川大学・愛媛大学連合))からなり、学生数が約1万人、職員数約2千人の四国で一番大きな総合大学です。講演会場となる城北キャンパスは、愛媛県松山市の中心にある松山城の北側のすぐそばに位置した閑静な場所にあり、教育・研究を行うために適した環境下にあります。一方で、繁華街や道後温泉までは徒歩で15分程度と、心と体をすぐにリフレッシュできる恵まれた環境にあります。県外から城北キャンパスへお越しになる場合、松山空港や松山観光港からタクシーなら約30分、リムジンバスと市内電車を利用して約50分でキャンパスにお越しいただけます。また、宿泊施設が多い繁華街にもリムジンバス等を利用し20分程度で到着できます。城北キャンパス内には、愛媛大学ミュージアムと呼ばれる博物館があり、常設展示の他、昆虫展など各種イベントが開催され多くの人が訪れます。学会開催期間中の食事は、学内の食堂・売店が4か所利用でき、さらにキャンパス周辺で徒歩の距離にある食堂や喫茶店が利用できます。懇親会が開催されます、愛媛県県民文化会館(ひめぎんホール)は、キャンパス正門から徒歩で10分程度のところにあり、3000人収容のメインホールでは各種コンサート等が行われ、懇親会の会場である真珠の間は立食形式では最大2000人の収容が可能な施設です。学会会期中、城北キャンパス内では無線LAN無料接続サービスを実施し、受付にてアカウントを受け取りどなたでも利用することができます。
愛媛大学 城北キャンパスからの風景。
さて、四国・愛媛県の県庁所在地である松山市は、人口が約52万人で、愛媛県のほぼ中央に位置しています。気候は、平均気温16.1度の温暖な瀬戸内海気候です。平均降水量も約1300ミリと年間を通じて少なめで、積雪もごく少量です。台風の通過も少なく、穏やかで恵まれた気候条件にあります。松山市は司馬遼太郎氏の小説『坂の上の雲』の主人公である正岡子規、秋山好古・真之兄弟の出身地であり、小説の舞台となった地でもあります。平成21年から3年間にわたりNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」が放送され、昨年の12月に最終回を迎え全国的に注目を集めています。また、夏目漱石の代表作である小説「坊っちゃん」の舞台となった街としても有名です。重要文化財であり、ミシュラン三つ星観光施設とも評され、宮崎 駿監督のスタジオジブリアニメ:“千と千尋の神隠し”の油屋のモデルにもなった「道後温泉本館」には、浴槽に「坊っちゃん泳ぐべからず」の立札もございます。そして、松山市のシンボルである松山城は、姫路城・和歌山城と並ぶ日本三大 連立式平山城として有名です。天守をはじめ、門や櫓など21棟が重要文化財の指定を受けています。なお、江戸時代以前に建築された天守が現存する全国12城の1つに数えられ、日本の100名城に選定されています。その他、松山市立子規記念博物館や伊予かすり会館、坊っちゃん列車など、松山は見どころ満載です。
市内を走る坊ちゃん列車(明治の機関車を復元)。
瀬戸内海に面した松山市は、新鮮な水産物が水揚げされ、特に「鯛」「たこ」「あなご」はその中でも絶品です。その「鯛」「たこ」「あなご」を使って作ったごはん物の「鯛めし」「たこめし」「あなごめし」の味は格別で、瀬戸の松山ならではのごちそうです。そして、これら「鯛めし」「たこめし」「あなごめし」を代表とするごはん料理を「瀬戸のまつやま・海ごはん」といいます。松山市内の48店が登録店として加盟しています。高品質で安全・安心であることに加え、生産者の商品に対する「想い」が強く込められた松山産の農林水産および加工品を“まつやま農林水産物ブランド”として認定しています。果汁が多くとても甘い「カラマンダリン」やゼリーのような食感のみかん「紅まどんな」をはじめ、瀬戸内海の速い海流に育まれた人気のカタクチいわしの煮干し「瀬戸内の銀鱗煮干し」のほか、松山長なすや松山一寸そらまめなど、全8品あり全国にアピールしています。懇親会会場では、松山の観光大使である「マドンナ大使」が愛媛・松山の魅力についてアピールする予定です。松山の味を是非、ご賞味下さい。
松山マドンナ大使と道後温泉。
講演大会にお越しの際には、活発な研究討論の後に道後温泉で時の流れをしばし忘れておくつろぎになり、そして瀬戸内の魚介類等をご賞味いただき、日ごろの疲れを癒していただけたらと思います。愛媛で皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
2012年日本金属学会秋期講演大会副実行委員長 小林千悟
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