イベントのご案内
2012年秋期講演大会(第151回)記録
2012年秋期講演大会は,9 月17日から19日の期間,愛媛大学城北キャンパスを会場として日本鉄鋼協会と合同で開催した.講演発表件数は1,055題,大会参加者は1,519名であった.
9 月17日 | ( 9:00~ 9:40) | 開会の辞,各賞贈呈式(南加記念ホール) |
(10:00~17:00) | 一般講演,公募シンポジウム講演,受賞講演(共通教育講義棟および工学部講義棟) | |
(12:30~17:00) | ポスターセッション(メディアセンター) | |
(18:30~20:30) | 懇親会(ひめぎんホール) | |
9 月18日 | ( 9:00~17:35) | 一般講演,公募シンポジウム講演,受賞講演,共同セッション (共通教育講義棟および工学部講義棟) |
9 月19日 | ( 9:00~17:00) | 一般講演,公募シンポジウム講演,受賞講演,共同セッション (共通教育講義棟および工学部講義棟) |
9 月17日~9 月19日 | 総合受付(メディアホール) 付設機器・書籍等展示会,World Materials Day Award 展示 (共通教育講義棟) |
開会の辞 | (9 月17日) |
仲井清眞実行委員長より開会の挨拶があった. |
仲井清眞大会実行委員長. | 贈呈式.おめでとうございます. |
贈呈式 | (9 月17日) |
各賞贈呈の前に,宮崎修一会長の式辞があり,続いて下記の通り贈呈があった. |
第60回論文賞贈呈式 | 6 編31名(組織部門 1 編,力学特性 1 編,材料化学部門 1 編,材料プロセシング部門 2 編,工業材料部門 1 編)に対し賞状ならびに賞牌贈呈.(受賞者;本誌495頁) |
第17回若手講演論文賞贈呈式 | 3 編 3 名に対し賞状贈呈.(受賞者;本誌497頁) |
第2回まてりあ論文賞 | 第2回まてりあ啓発・教育賞 1 編 1 名に対し賞状贈呈.(受賞者;本誌498頁) |
第35回技術開発賞贈呈式 | 11件52名に対し賞状ならびに賞牌贈呈.(受賞者;本誌499頁-501頁) |
第22回奨励賞贈呈式 | 6 名(物性部門 1 名,組織部門 1 名,力学特性部門 1 名,材料化学部門 1 名,材料プロセシング部門 1 名,工業材料部門 1 名)に対し賞状ならびに賞牌贈呈.(受賞者;本誌501頁-502頁) |
第10回功労賞贈呈式 | 2 名(学術部門 2 名)に対し賞状贈呈.(受賞者;本誌503頁) |
第10回学術貢献賞贈呈式 | 10名に対し賞状贈呈.(受賞者;本誌503頁-505頁) |
第9回村上記念賞贈呈式 | 1 名に対し賞状ならびに賞牌贈呈.(受賞者;本誌505頁) |
第9回村上奨励賞贈呈式 | 2 名に対し賞状ならびに賞金贈呈.(受賞者;本誌505頁) |
学術講演会 | (9 月17日~19日) |
講演数 | 欠講 4 件(講演番号:一般17, 611, 708,ポスター P139) 最終講演件数は1,055件 公募シンポジウム講演 5 テーマ156題(基調講演25題含む) 一般講演723題(奨励賞受賞講演 4 題,技術開発賞受賞講演11題,功労賞受賞講演 1 題,学術貢献賞受賞講演 7 題,村上奨励賞受賞講演 2 題含む) 共同セッション19題(村上記念賞受賞講演 1 題含む) ポスターセッション157題 |
講演会場 | 22会場 |
参加者数 | 1,519名(一般725名,学生655名,非会員56名,相互聴講83名) |
懇親会 | (9 月17日) |
愛媛大学から徒歩15分程の場所にあるひめぎんホール「真珠の間」(松山市道後町 2-5-1)において開催した. 参加者は221名(内本会への申込者・招待者は91名,当日参加76名). |
実行委員長挨拶 | 愛媛大学教授 仲井清眞 |
来賓挨拶 | 愛媛大学学長 柳澤康信 |
代表挨拶 | 日本金属学会会長 宮崎修一 |
代表挨拶・乾杯 | 日本鉄鋼協会会長 勝山憲夫 |
司会 | 愛媛大学教授 平岡耕一 |
マドンナ大使による愛媛・松山の紹介などがあった.参加者は,懇談しながら地元特産料理や地酒を楽しみ盛会であった. |
来賓挨拶 愛媛大学柳澤康信学長. | お世話になったマドンナ大使. |
第19回ポスターセッション | (9 月17日)(受賞者;本誌506頁-507頁) |
9 月17日12:30~17:00の時間にメディアセンター 1 階メディアホールにおいて157件のポスター発表が行われ,そのうち優秀ポスター賞にエントリーし,審査対象となった136件の内容・発表について審査が行われた.今回は過去最高のポスター発表件数であったため,二部構成で発表および審査を行った. 翌18日に「優秀ポスター賞」授賞者25名が決定し,総合受付に掲示した. |
付設機器・書籍等展示会(第33回) |
15社から出展の協力を得た.各社のご好意に感謝いたします. |
託児室開設 |
託児室は 9 月17日~18日の 2 日間の利用で,子供 2 名に対してシッター 2 名体制のもと支障なく終了した. |
第10回 World Materials Day Award |
材料系国際学協会連携組織である IOMMMS(International Organization of Materials, Metals and Minerals Societies)では,World Materials Day を制定し,本年は2012年は11月 3 日(水)に世界同時に,「材料に関する知識とその重要性を社会や若者に啓発する活動」に貢献があった学生を顕彰する.本会では,次の方が授賞し,IOMMMS に World Materials Day Award Winner を推薦した. |
第10回 World Materials Day Award 日本金属学会受賞者(写真掲載は,本号508頁) |
Winner
「真珠貝殻廃棄物を機能性材料へ~地域への啓発活動~」 発表者 愛媛大学工学部機能材料工学科 菊池武倫君 発表者 東京工業大学大学院理工学研究科 横山祐典君 「金属でつながる地域の輪」茨城大学鋳造クラブ 発表者 小山僚人君 共同応募者 伊 偉君,齋藤勝大君,中野雅彦君,早瀬弘章君, |
【大会雑記】 |
愛媛大学での講演大会は14年ぶりの開催であった. 講演は共通教育講義棟および工学部講義棟の22会場を使用した.贈呈式は南加記念ホールにおいて行われ,ポスター発表はメディアセンターにおいて行われた. 台風の接近により大会初日は気候も不安定で,来場者のアクセスに多少の影響があったものの,大会自体に大きな混乱はなく,二日目以降は秋風を感じる晴天に恵まれた. 付設機器展示会場では,マドンナ大使による観光案内のブースや蛇口からミカンジュースが出るドリンクサービスも行われ,多くの参加者が楽しそうにジュースをコップに注ぐ姿が見受けられた.同じフロアで,物産販売も行っており,特に最終日は多くの参加者がお土産を購入する姿が見受けられた. 愛媛大学での金属学会講演大会開催に当たって,実行委員の皆様には準備当初より大変なご努力とご配慮を頂き,そのご尽力により大会を盛会裡に運営することができました.お忙しい中を本会のために長期間お割き頂き,諸般について万端のご協力をいただいた実行委員各位に対しまして,衷心より厚くお礼申し上げます. |
「蛇口からみかんジュース」製作者および実行委員の 岡野 聡先生(左)と小林千悟先生(右). |