日本金属学会

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2013年春期(第152回)講演大会記録

 2013年春期講演大会は、3月27日から29日の期間、東京理科大学神楽坂キャンパスにおいて開催した。講演発表件数は832題、大会参加者は1,391名であった。

3月27日(9:00~9:30)開会の辞、大韓金属・材料学会代表挨拶、TMS 代表紹介、各賞贈呈式(2号館1階212)
 (10:00~17:00)一般講演、シンポジウム講演、受賞講演、TMS Young Leader International Scholar 講演、共同セッション(2号館、8号館、6号館 18会場)
 (12:00~17:00)ポスターセッション(1号館記念講堂)
 (18:30~20:30)懇親会(東京ガーデンパレス「高千穂」)
3 月28日(9:30~11:20)学会賞受賞記念講演、本多記念講演(1号館記念講堂)
 (13:00~17:45)一般講演、シンポジウム講演、受賞講演、共同セッション(2号館、8号館、6号館 19会場)
3 月30日(9:00~16:50)一般講演、シンポジウム講演、受賞講演、TMS Young Leader International Scholar 講演、共同セッション(2号館、8号館、6号館 19会場)
3月27日~3月30日総合受付(2号館 2 階)、金属組織写真展示(2号館1階)
付設機器・カタログ展示会(2号館2階)
開会の辞
 掛下知行会長より開会の挨拶があった。

大韓金属・材料学会代表挨拶(3月27日)
 本会と大韓金属・材料学会との学術交流協定にもとづき、Kwang Seon Shin 会長が来日し挨拶した。
TMS 代表紹介(3 月27日)
 本会とTMSとの国際交流促進協定にもとづき、TMSから第8回 Young Leader International Scholarとして来日した代表者2名のSandip P. Harimkar氏とNitin Chopra氏が紹介された。
贈呈式
 各受賞贈呈の前に会長の式辞があり、続いて贈呈があった。(3月27日)
第58回学会賞贈呈式
 石田清仁君に対して賞状ならびに賞牌贈呈。(受賞者;まてりあ5号195頁)
第71回功績賞贈呈式
 8名(物性部門1名、組織部門1名、力学特性部門1名、材料化学部門1名、材料プロセシング部門1名、工業材料部門2名、工業技術部門1名)に対し賞状ならびに賞牌贈呈(受賞者;まてりあ5号199頁-200頁)。
第52回谷川・ハリス賞贈呈式
 4名に対し賞状ならびに賞牌贈呈(受賞者;まてりあ 5 号201頁)。
第19回増本量賞贈呈式
 1名に対し賞状ならびに副賞贈呈(受賞者;まてりあ 5 号201頁)。
第54回技術賞贈呈式
 3名に対し賞状ならびに賞牌贈呈(受賞者;まてりあ 5 号196頁)。
第14回学術功労賞贈呈式
 4名に対し賞状ならびに賞牌贈呈(受賞者;まてりあ 5 号196頁)。
第44回研究技術功労賞贈呈式
 11名に対し賞状ならびに賞牌贈呈(受賞者;まてりあ 5 号197頁)。
第63回金属組織写真賞贈呈式
 最優秀賞1件および優秀賞2件に対し賞状ならびに賞牌贈呈(受賞者;まてりあ 5 号197頁)。

第18回若手講演論文賞贈呈式
 3名に対し賞状ならびに賞牌贈呈(受賞者;まてりあ 5 号202頁)。
第58回学会賞受賞記念講演(3 月28日)
 「合金の相安定性と材料開発」 東北大学名誉教授 石田 清仁 君

第58回本多記念講演会(3 月28日)
 「弾性率制御を基軸とした高力学的生体適合化チタン合金」 東北大学教授 新家 光雄 君

懇親会(3 月27日)
 東京ガーデンパレス(文京区湯島 1-7-5)において日本鉄鋼協会と合同で開催した(参加者は261名、本会への申込者・招待者91名)。
   開会の辞・司会   東京理科大学 教授 春山 修身
   来賓挨拶   東京理科大学 副学長 菊池 正紀
   来賓挨拶   東京電機大学 学長 古田 勝久
   代表挨拶   大阪大学 教授 掛下 知行
   代表挨拶・乾杯   新日鐵住金(株) 代表取締役副社長 勝山 憲夫
   閉会の辞   東京電機大学 教授 阿高 松男
学術講演会(3月28日~30日)
最終講演件数832件 欠講7件(講演番号:シンポジウム No. S4. 15,一般 No. 455, 467, 477, 508 ポスター No. P15, P86)
学会賞受賞記念講演 1件、本多記念講演 1件
公募シンポジウム講演 8テーマ179題(外国人特別講演 1題、基調講演54題含む)
一般講演521題(功績賞授賞講演8題、谷川・ハリス賞受賞講演4題、増本量賞受賞講演1題、技術賞受賞講演3題、Young Leader Scholar 講演2題含む)
共同セッション21題
ポスターセッション116題
講演会場 19会場
第20回ポスターセッション(3月27日)
 3月27日12:00~17:00の時間に1号館記念講堂で114件のポスター発表が行われ、そのうち優秀ポスター賞にエントリーおよび審査対象となっている98件の内容・発表について審査が行われた。春期講演大会では過去最高のポスター発表件数であった。
 昨年秋期講演大会に続き、二部構成で発表を行った。一般講演も午後3時で終了とし、多くの聴講者がポスターセッション会場へ足を運んでいた。
 翌28日「優秀ポスター賞」19名が決定し、受賞者を総合受付に掲示した。


熱気溢れるポスター発表風景。

金属学会・鉄鋼協会共同セッション
 「チタン・チタン合金」21題は 3月28日、29日に金属学会 H会場で開催した。
 「超微細粒組織制御の基礎」13題は 3月27日に金属学会 H会場で開催した。
 「マイクロ波応用プロセッシング」8題は 3月29日に鉄鋼協会第 2会場(金属学会T会場)で開催した。

Joint JIM/TMS Young Leader International Scholar Program
 若手研究者の活動の活性化とTMSとの国際交流促進を目的に2006年より設けられた Joint JIM/TMS Young Leader International Scholar Program として、TMSから派遣された代表者 Sandip P. Harimkar氏が一般講演「アモルファス・準結晶」、Nitin Chopra氏が一般講演「ナノ・萌芽材料」の中で Young Leader International Scholar講演発表後、座長より賞状が授与された。

Dr. Sandip P. Harimkar(左)
加藤秀実准教授(東北大金研)(右)

山室佐益准教授(愛媛大)(左)
Dr. Nitin Chopra(中央)
谷本久典准教授(筑波大)(右)

第5回男女共同参画ランチョンミーティング(3月29日)
 現在活躍されている研究者2名が、経験談などを交えて、「金属材料分野での多様なキャリアパス」をテーマに講演を行った。参加者35名。
付設機器・カタログ等展示会(第32回)
 機器展示14社、出版物・カタログ展示2社から出展の協力を得た。展示会場は2号館2階の教室1部屋であったが、総合受付や講演会場に隣接していたため、多くの参加者が機器展示ブースへ足を運んでいるのが見受けられた。各社のご厚意に感謝いたします。
託児室
 今回は利用者がなく開設しなかった。
【大会雑記】
 東京理科大学での開催は11年ぶりとなる。今回は会場数確保の問題から、東京電機大学での開催の日本鉄鋼協会とは分離開催となった。講演会場は建物がつながっている2号館、8号館および、隣接した6号館で行ったため、隣接会場が多く、移動もスムーズであった。
今回は総合受付をフロアではなく教室で行ったが、特に混乱もなくスムーズであった。
例年より1週間早い桜の開花で、大学周辺の桜は満開であった。一時、雨はあったものの、天候が荒れることもなく、交通機関に影響なく3日間無事に講演を終了することができた。
東京理科大学教職員関係者ならびに事務関係者の皆様にはお忙しい中を諸般にわたり終始、万端のご配慮をいただき、ご協力に対し心から厚く御礼申し上げます。

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