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イベントのご案内
2014年春期講演大会公募シンポジウムテーマ要旨
S1 マルテンサイト変態研究の歴史と今を考える
History and present state in research of martensitic transformations
一方、EBSD、STEM-HAADF、3Dトモグラフィーといった新しい組織解析技術やシミュレーション技術の著しい進歩により、組織や変態挙動が複雑なために不明点が多かった変位型相変態の詳細が、次第に解明されつつある。
この様に変位型相変態研究が新しい展開を迎える中で、鉄鋼・非鉄、熱弾性型・非熱弾性型、金属・非金属の垣根を越えて関連研究者が結集し、 歴史と伝統のある本邦マルテンサイト研究の発展と次世代への継承を目的としたシンポジウムを企画する。なお、今後シンポジウムは定期的に開催する予定である。
テーマ責任者
(シンポジウム chair):
東北大大学院工学研究科教授 貝沼亮介
E-mail: kainuma@material.tohoku.ac.jp
(シンポジウム co-chairs):
名古屋工業大 小山 敏幸 物質・材料研究機構 原 徹
阪大 福田 隆 東北大 古原 忠 東工大 細田 秀樹
S2 めっき膜の構造及び物性制御とその応用(Ⅳ)Nano plating(Ⅳ)
History and present state in research of martensitic transformations
めっき技術はこれまで電気化学的に検討されてきたが、めっき膜は金属材料そのものであり、金属学的に検討されるべきであると考え、当金属学会の先生方にも関心を持っていただきたいと、度々企画している。シンポジウムでは、膜の構造制御、物性制御、そして応用の各テーマの最新情報について基調講演をいただき、それに沿って一般講演を募集する。
テーマ責任者
(シンポジウム chair):
ナノプレーティング研究所代表 渡辺 徹
E-mail: watanabe-tohru@w.email.ne.jp
(シンポジウム co-chairs):
兵庫県立大 松田 均 広島工大 日野 実
日本エレクトロプレイティング 藤波 知之 吉野電工 吉野 正洋
S3 プラストンの材料科学 Ⅱ
Materials Science on Plaston Ⅱ
テーマ責任者
(シンポジウム chair):
京都大学大学院工学研究科教授 辻 伸泰
E-mail: nobuhiro-tsuji@mtl.kyoto-u.ac.jp
(シンポジウム co-chairs):
京大 田中 功 乾 晴行 物・材機構 津崎 兼彰
東大 幾原 雄一 尾方 成信 京大 落合 庄治郎
S4 塑性異方性の強い結晶性材料のキンク変形ダイナミクスと強化機構
Kink deformation dynamics and strengthening mechanism in crystalline materials with high plastic anisotropy
本公募シンポジウムは、キンク変形に見られるような特異な変形挙動を題材に、回位などの新たな視点から材料の変形と破壊についての基礎的議論を行うために企画されたものである。
テーマ責任者
(シンポジウム chair):
熊本大学教授 河村 能人
E-mail: rivervil@gpo.kumamoto-u.ac.jp
(シンポジウム co-chairs):
九大 東田 賢二 阪大 中谷 彰宏 中島 英治 北見工大 大橋 鉄也
S5 励起反応場で創成した低次元ナノ材料とその機能(XI)
Low-dimensional nanomaterials and their functions grown in the physically/chemically excited reaction fields(XI)
テーマ責任者
(シンポジウム chair):
東北大学多元物質科学研究所教授 田中 俊一郎
E-mail: sitanaka@tagen.tohoku.ac.jp
(シンポジウム co-chairs):
東北大 佐藤 俊一 阪大 保田 英洋 東北大 柴田 浩幸 及川 勝成
S6 グリーンエネルギー材料のマルチスケール創製シンポジウムII
Multiscale engineering of green energy materials II
テーマ責任者
(シンポジウム chair):
熊本大学大学院自然科学研究科教授 連川 貞弘
E-mail: turekawa@kumamoto-u.ac.jp
(シンポジウム co-chairs):
神戸大 田中 克志 東工大 木村 好里 東北大 吉見 享祐 北大 渡辺 精一
S7 永久磁石開発の元素戦略2 ―材料設計の技術課題―
Element strategy for high performance permanent magnets ― technical challenges on materials design ―
テーマ責任者
(シンポジウム chair):
日立金属(株)磁性材料研究所主任研究員 西内 武司
E-mail: takeshi.nishiuchi.rh@hitachi-metals.com
(シンポジウム co-chairs):
東北大 杉本 諭 物質・材料研究機構 宝野 和博 広沢 哲
JASRI 中村 哲也 トヨタ自動車 加藤 晃
S8 バイオマテリアルの機能発現と生体反応
Bio-functionalization and biological reaction of materials
テーマ責任者
(シンポジウム chair):
東北大学大学院工学研究科 成島 尚之
E-mail: narut@material.tohoku.ac.jp
(シンポジウム co-chairs):
大阪大学 中野 貴由 愛媛大 小林 千悟
東京医歯大 塙 隆夫 東北大 新家 光雄
S9 低炭素化社会の構築に向けた耐熱材料の新展開III
Novel Prospect and Technology on Heat Resistant Materials for Realization of Sustainable Low Carbon Society III
新たな「エネルギー基本政策」が年度末の発表に向けて検討されている。資源の乏しい我国が国際競争力を維持し、且つ、安全安心な低炭素化社会を実現するためには、エネルギーの安定供給は必要不可欠である。現在我国の総発電量の約9割(震災前は約6割)は火力で賄われ、その役割は一層重要となる。日本の火力発電プラント技術は世界最高であり、発電効率は40%超である。しかし、火力発電は温暖化ガスを排出する。したがって、エネルギーの安定供給と環境負荷低減を同時に達成するには、発電効率の向上が不可欠である。その鍵を握るのが蒸気タービンやガスタービン用耐熱材料の高温・高強度化技術革新による耐用温度の向上である。また、持続可能な低炭素化社会を構築する上において、自動車、ジェットエンジン等各種輸送機器に用いられる耐熱材料の高温化、軽量化、高性能化による高燃費化も重要な課題である。本シンポジウムでは、特に日本の発電部門の現状を材料及び運用両面から客観的に分析し、課題を抽出するとともに、耐熱材料の高性能化をもたらす画期的な組織制御技術について、基礎と応用の両面から議論を展開し、新たな可能性を探求する。
テーマ責任者
(シンポジウム chair):
東京工業大学教授 竹山 雅夫
E-mail: takeyama@mtl.titech.ac.jp
(シンポジウム co-chairs):
名大 村田 純教 九大 中島 英治
北大 三浦 誠司 京大 岸田 恭輔 東北大 大森 俊洋
S10 航空機用先進金属材料
Advanced metallic materials for aircraft
テーマ責任者
(シンポジウム chair):
首都大学東京准教授 筧 幸次
E-mail: kkakehi@tmu.ac.jp
(シンポジウム co-chairs):
東北大 千葉 晶彦 物材機 川岸 京子 原田 広史 IHI 錦織 貞郎
S11 放射化物質評価における技術と人材育成
Technology and training of engineers for radioactive materials
テーマ責任者
(シンポジウム chair):
物質・材料研究機構 御手洗 容子
E-mail: mitarai.yoko@nims.go.jp
(シンポジウム co-chairs):
横国大 梅澤 修 奈良女子大 松岡 由貴 京大 山末 英嗣
東工大 細田 秀樹 東北大 折茂 慎一 物材機構 西村 睦
阪大 藤本 愼司 北大 鵜飼 重治