イベントのご案内
2023年秋期講演大会 会場周辺のご案内
2023年秋期講演大会 実行委員長 松田 健二
今年の日本金属学会秋期講演大会は、9 月19日(火)から9 月22日(金)までの4 日間にわたり、日本鉄鋼協会と合同で富山大学にて開催されます。北陸信越地区での開催は2020年に富山大学で開催される予定でしたが、コロナ禍の影響でOn-line で行われました。現在、コロナパンデミックから普通の活動ができる時期を迎え、富山大学五福キャンパスにて行うことになりました。富山大学は、人文・教育・経済・理・工・都市デザイン・医・薬・芸術文化の9 学部と大学院、和漢医薬学総合研究所、附属病院からなる日本海側有数の総合大学です。富山大学五福キャンパスはJR 富山駅からバスや路面電車で20分、富山空港から車で20分という利便性の良いキャンパスであり、地域と世界に向けて先端的研究情報の発信を行なっています。
富山県は、日本海に面しており、海と山に囲まれた自然豊かな地域です。標高3,000メートルの立山連峰と水深1,000メートルの富山湾を望む立山連峰や黒部峡谷、黒部ダムなど、豊かな自然や国宝瑞龍寺・勝興寺などの観光スポットが多数あります。特に、講演大会が開催される9 月は平均気温24°Cで、とても過ごしやすい気温になり、講演大会での発表に集中できること間違いありません。富山県は、製造業が盛んな地域で、特に金属加工業や精密機械製造業が有名です。富山県の製造業は、高い技術力と品質管理力に基づいて、世界中から信頼されています。また、富山県は食品産業も盛んで、富山湾の海産物や地元の農産物を使った加工食品が多数生産されています。このように、富山県は、豊かな自然と発展した産業が共存する地域で、その中でも富山県は、金属材料の研究・技術
開発に力を入れています。富山大学産業技術総合研究所など、多くの研究機関が金属材料の基礎研究や応用研究を行っています。また、産業界との連携も密で、先進的な金属材料研究と技術の開発が進められています。
富山市は、2000年代に入り、都市の再開発やまちづくりが進められ、富山駅周辺や商業地域などが、新しい建物や公園、広場、歩道などで整備されています。これらの取り組みにより、市内がより魅力的な街に生まれ変わり、講演大会へのご参加にあわせて県内にも足を伸ばして、富山のまちづくりを体験することや食文化に触れていただければ幸いです。
特に、「天然の生け簀」と称される富山湾は、日本海に分布するとされる約800種のうち約500種の魚が生息する水産資源の宝庫です。市内には、富山ならではの天然・新鮮の極上寿司を味わえる「富山湾鮨」や朝獲れ直送の地魚が手頃に食べられる「回転ずし」まで多くのお店が軒を連ねます。日本海からとられた新鮮な地魚と富山の地酒の素晴らしいコンビネーションをこの機会に体験されますことをお勧めします。
位置図
