オンライン教育講座　『弾性異方性の考え方』

日 時：【一日目】2023年5月25日(木) 13:00～16:30、【二日目】5月26日(金) 13:00～16:10

多くの力学特性や組織変化の基本的要因の一つである弾性異方性の基本的な考え方とその利用例を講義する。結晶構造の対称性と物性、巨視的な弾性と微視的な弾性の関係、弾性定数の測定方法、組織形成と弾性異方性について基礎から解説を行います。

講師

講師紹介

神戸大学教授 田中克志 先生
1986年3月大阪大学基礎工学部物性物理工学科卒業、1991年 3 月大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程修了、同年 3 月工学博士(大阪大学)。同年 4 月京都大学工学部助手。2002年10月香川大学工学部助教授。2005年 4 月京都大学大学院工学研究科助教授。2007年 4 月同准教授。2010年10月神戸大学大学院工学研究科教授、現在に至る。

参加方法

オンライン(Zoom)による講義。申込者へは3日前までに参加方法をご連絡いたします。

受講料

(本会維持員会社社員、協賛学協会会員は会員扱い。学生は会員、非会員の区別なし)
※2022年度および2023年度開催のオンライン教育講座を複数申込される場合、2 講座目からは割引料金となります。一日目、二日目の区分ではありません。

申込締切(事前予約のみ) ：2023年5月15日(月)

参加申込方法：WEB 申込 https://www.jim.or.jp/seminersymposium/ よりお申込み下さい。

事前配布資料：事前配布資料があれば、開催3日前頃までにメール配信いたします。

受講料支払方法：①カード決済 ②コンビニ決済 ③銀行振込

問合先：
〒980-8544 仙台市青葉区一番町 1-14-32
(公社)日本金属学会 セミナー・シンポジウム参加係
E-mail: meetingjimm.jp
TEL: 022-223-3685
FAX: 022-223-6312

プログラム

一日目 5月25日(木)

13:00～14:00 巨視的な弾性(フックの法則の一般化から対称性の影響まで)
14:00～14:15 ―休 憩―
14:15～15:15 微視的な弾性(そもそもなぜ弾性が生じるのか原子間結合から考える)
15:15～15:30 ―休 憩―
15:30～16:30 実在する結晶の弾性定数(金属から半導体までどのように弾性的特徴があるのか)

二日目 5月26日(金)

13:00～14:00 弾性定数の測定方法いろいろ(異方性があると測定するのも一苦労)
14:00～14:15 ―休 憩―
14:15～15:15 弾性異方性に寄与する力(何が異方性の大きさを左右するのか)
15:15～15:30 ―休 憩―
15:30～16:30 弾性異方性が組織形成に及ぼす影響(固相反応の多くが弾性異方性の影響を受けている)

協賛予定

エネルギー資源学会、応用物理学会、金属材料研究開発センター、軽金属学会、軽金属製品協会、合金状態図研究会、資源・素材学会、自動車技術会、ステンレス協会、素形材センター、電気化学会、電気学会、日本アルミニウム協会、日本 MRS、日本化学会、日本ガスタービン学会、日本機械学会、日本材料科学会、日本材料学会、日本磁気学会、日本セラミックス協会、日本塑性加工学会、日本チタン協会、日本鋳造工学会、日本鉄鋼協会、日本物理学会、日本分析化学会、粉体粉末冶金協会

皆様のご参加をお待ちしております